ニュース
ドアの開閉などが検知できるネットワークカメラがプラネックスから
IoT向けの無線通信規格「Z-Wave」準拠の多機能センサーと連動
2016年10月3日 00:10
多機能センサーとの連動が可能なプラネックスのネットワークカメラ「カメラ一発!(CS-W72Z)」が発売された。センサーとの併用により、ドアの開閉や温度などの検知が可能。また、センサーは無線で様々な場所へ設置できる。
カメラ単品のほか、センサー単品「ZD2201JP-5-P」、カメラとセンサーのセット品「CS-W72Z-K1」の3製品が販売中。価格(税抜き)は順に33,148円、13,704円、46,111円。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店II。
IoT向けの無線通信規格「Z-Wave」に準拠したセンサーと組み合わせて機能を拡張
カメラ一発!(以下CS-W72Z)は、有線/無線LANを介して、PCやスマートフォンなどで映像を見ることができるネットワーク接続カメラ。オプションである外付けの無線センサーと組み合わせて、機能を拡張できるのが特徴だ。
センサーは、ヨーロッパを中心に普及が進んでいるというIoT向けの無線通信規格「Z-Wave」に準拠したもの。使用周波数帯は920MHzで、無線LANや電子レンジなどの影響を受けることなく、広い範囲をカバーできるという。
同社はZ-Wave対応センサーとしてZD2201JP-5-Pを用意。CS-W72Zと組み合わせることで、カメラによる撮影機能に加え、開閉・温度・湿度・照度の検知機能が使えるようになる。
センサーは無線接続のため、様々な場所への設置が可能。部屋のドアや窓、冷蔵庫のドアなどに取り付けて、家族がそれらを使ったことを検知するのに使える。部屋の照明が点灯したことや、温度・湿度も検知できる。
検知した内容は、Android/iOS対応アプリ「PLANEX カメラ一発!センサー」で確認が可能。外出中でも、スマートフォンで家の中や家族の状況を知ることができる。
CS-W72Zで撮影した映像は、本体に装着したmicroSDカードや、NAS、クラウド(Dropbox)へ保存できる。センサーが反応した時のみ撮影、保存することも可能。また、パン(340度)、チルト(上90度、下40度)の機能により、広範囲を撮影できるとしている。
レンズは昼用と夜用の2種類が搭載。赤外線LEDも搭載されており、暗くなると自動的に赤外線撮影に切り替わる。
マイクとスピーカーも内蔵。音声を聞いたり、話しかけたりできるほか、侵入者を検知した時に声やサイレンで威嚇することもできるという。
CS-W72Zの本体サイズ(約)は 幅75×高さ117×奥行き80mm。重量は約283g CMOSセンサーの画素数は100万。画角は70度。映像の最高解像度は1,280×800ドット、最高フレームレート設定は30fps。
無線LAN規格はIEEE 802.11n/g/b準拠(最高150Mbps)。有線LANは10/100Mbps対応。Z-Waveの通信可能範囲は30m(見通し)で、20台までのデバイスが接続可能。付属品はACアダプタ、LANケーブル、ブラケット、固定用ネジなど。
ZD2201JP-5-Pは、電源として単4形電池2本を使用。付属品は単4形電池(2本)、マグネット、マグネット用ブラケット(2種類)、両面テープ(2枚)など。
[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとツクモeX.パソコン館]