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水冷SLIをよりスマートに配管するためのアダプタがKoolanceから登場
2016年10月9日 20:05
水冷化した複数のビデオカードをまとめて接続できるコネクタ「Video Bridge Connector」がKoolanceから発売された。ビデオカードの枚数と対応カード間隔の異なる4モデルが発売されており、店頭価格は税込6,350~9,600円。
販売ショップはパソコンショップ アーク。
ビデオカードのフィッティング部分と交換するブリッジタイプのアダプタ
Video Bridge Connectorは、SLIやCrossFire構成を水冷化する際に、カード間の配管を簡単に行うためのアダプタ。カードに干渉しないようパイプの長さを測って切断するといった手間をかけること無く、既存のフィッティング取り付け部と交換するだけで複数のビデオカードの接続が可能となっている。
今回登場した4製品の内訳は、ビデオカード間が2スロットで2枚のカードに対応する「CNT-VDB1」、同じく2枚のカード対応でカード間が3スロットの「CNT-VDB2」、3枚のビデオカード対応の「CNT-VDB3」、4枚のビデオカードに対応する「CNT-VDB4」となっている。パッケージはアダプタが2つセットになっており、フィッティングは別売り。
なお、このアダプタを取り付け可能なのは2013年以降に発売されたKoolance VIDシリーズのうち、VGAブロックからフィッティング取り付け部がネジで外せるモデルのみとなっている。また、メーカー推奨の接続パイプ外径は16mmとなっているため、導入を考えている場合は事前に確認しておくと良いだろう。
[撮影協力:パソコンショップ アーク]