ニュース

MacBookを超える極薄ノートPC「ZenBook 3」がデビュー

最新のKaby Lake版Core i7を搭載、最薄部3.5mm

 Kaby Lakeを搭載した最薄部3.5mmのASUS製12.5インチスリムノート「ZenBook 3(UX390UA)」が発売された。

 ラインナップは、Core i7-7500U/メモリ16GB/PCIe SSD 512GBの上位モデル「UX390UA-512GP」と、Core i5-7200U/メモリ8GB/SATA SSD 256GBの下位モデル「UX390UA-256G」の2種類。価格は順に税抜き184,800円(税込199,584円)、税抜き139,800円(税込150,984円)。

 販売ショップはソフマップ 秋葉原 本館ツクモDOS/Vパソコン館(予約受け付け中)。両店では展示デモが始まっている。

12.5インチの「MacBook」を超えるスリムさと軽さを実現、Windows Hello対応

 ZenBook 3は、光沢タイプの12.5インチディスプレイ(1,920×1,080ドット、視野角170度)や、CoreシリーズCPU、Windows 10 Home 64bitを搭載したノートPC。

 CPUには、Skylakeの次の世代となる第7世代の「Kaby Lake」(モバイル版)を採用。Core i7-7500U、Core i5-7200UともにTDPは15Wで、GPUとして最高クロック1GHz以上のHD Graphics 620が内蔵されている。

 ボディには、宇宙工学にも使用されているというアルミ合金を採用。従来比で50%強いという剛性を持ち、これにより強度を維持しつつ薄型化を図ったという。また、薄型化のために、冷却システムにも厚さ3mmの液晶ポリマーファンや、厚さ0.1mmのフィンなど、最高水準のコンポーネントを用いたとしている。

 ディスプレイについても、強化ガラスのGorilla Glass 4を採用することで剛性を高めた。なお、タッチパネルは非搭載。

 本体は幅296×奥行き191.2×高さ11.9mm(最大部、突起部を除く)、最薄部が3.5mm、質量が約910gで、同社が競合製品と位置付ける12.5インチの「MacBook」を超えるスリムさと軽さを実現した。

 キーボードはキー数86の日本語配列で、バックライトが内蔵。タッチパッドには指紋センサーが内蔵されており、Windows Helloの指紋認証によるサインインに対応している。

 内蔵バッテリーはリチウムポリマータイプ(40Wh、6セル)で、動作時間は約8.7時間。最大消費電力は約45W。

 主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1、USB 3.1 Type-C(映像出力対応)、Webカメラ(30万画素)、クアッドスピーカー(2W×2、0.8W×2)、マイク/ヘッドホンコンボジャック。

 付属品はACアダプタ、ASUSミニドック(USB 3.0、HDMI、本体充電用USB Type-Cが装備)、専用スリーブケース。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館ツクモDOS/Vパソコン館]