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スマート家電も保護する「ウイルスバスター for Home Network」が店頭販売

ルーターに接続して、デバイスへの不正侵入を防御

 スマート家電も保護するというトレンドマイクロのセキュリティ機器「ウイルスバスター for Home Network」の店頭販売がスタートした。使用中のルーターに接続することで機能し、セキュリティソフトのインストールやネットワーク構成の変更などは不要。

 店頭価格は税込18,144円(1年間のライセンス費用を含む)。販売ショップはソフマップ 秋葉原 本館

自宅などにあるルーターに接続して使用、セキュリティソフトがインストールできない機器を保護

 ウイルスバスター for Home Networkは、スマート家電やタブレットなどのデバイスへのサイバー攻撃を防ぐというハードウェア。

 ソフトウェアタイプのウイルスバスターシリーズとは異なり、自宅などにあるルーターに接続して使用するもので、セキュリティソフトがインストールできないスマート家電やゲーム機などを保護できる点が特徴だ。

 本体はシンプルかつコンパクトなボックス型で、背面にはRJ45ポート(Gigabit Ethernet)が1基装備されている。サイズは幅136.27×奥行き110.99×高さ32.2mm。

 ホームネットワーク上の通信を監視し、デバイスへの不正侵入を防御。例えば、スマート家電の搭載OS・ソフトウェアの脆弱性を突く攻撃をブロックし、不正プログラムへの感染や不正な遠隔操作などを防ぐという。

 このほか、ウイルス感染の恐れなどがあるサイトへのアクセスをブロックする「Web脅威対策」、「盗み見」の可能性がある場合に通知する「通信の盗み見の検知」、ルーターのログインパスワードの強度を計測する「管理パスワード安全性チェック」などの機能が装備されている。

 攻撃をブロックした時などには、Android/iOS対応の管理アプリにアラートが表示され、ユーザーが見知できる。アプリでは、新たなデバイスを検知した際に、そのデバイスにインターネットへの接続を許可するかどうかを設定することもできる。本体の設定もアプリで行なう。

 ライセンス期間は1年間で、継続使用する場合は別途ライセンス費用(1年間税込6,480円)が必要。

 なお、USBメモリやメール添付のウイルスといったネットワーク上からの攻撃ではない場合は、保護の対象外となるので注意が必要。同社ではこういった環境でPCやスマートフォンを利用する場合は、セキュリティソフトのインストールを推奨している。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]