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装飾品としても美しいスマートウォッチ「ZenWatch 3」がデビュー

「神秘的な金環日食にインスパイアされた」丸形デザイン

 丸形デザインを採用したASUS製スマートウォッチの新モデル「ZenWatch 3(WI503Q)」が発売された。

 本革ストラップタイプが3色(WI503Q-LBR04、WI503Q-LGR04、WI503Q-LRG04)、ラバーストラップタイプが2色(WI503Q-RBR04、WI503Q-RGR04)の計5種類。

 店頭価格(税抜き)は本革タイプが36,800円前後、ラバータイプが33,800円前後。販売ショップはソフマップ 秋葉原 本館ツクモDOS/Vパソコン館

世界初のスマートウォッチ用プロセッサ「Snapdragon Wear 2100」を搭載したデバイス

 ZenWatch 3はAndroid Wearを搭載した腕時計型のデバイス。前モデルの「ZenWatch 2」までは文字盤が四角だったが、今モデルでは丸形になった。同社曰く、このデザインは「地球、月、太陽がほぼ一直線に並ぶ、神秘的な金環日食にインスパイアされた」とのこと。

 文字盤のフチにはダイヤモンドカットが施されており、「腕時計としての装着感はそのままに、装飾品としての美しさを最大化した」という。ディスプレイは1.39インチのAMOLED(400×400ドット)で、タッチ操作(2点)に対応。表面には強化ガラスの「Gorilla Glass 3」が採用されている。

 また、側面には3つのボタンが装備。電源ボタン以外の2つのボタンは、任意のアプリの起動用として使える。

 搭載プロセッサは、Qualcommが2月に発表したSnapdragon Wear 2100。Qualcommによれば世界初のスマートウォッチ用プロセッサで、低消費電力によりバッテリーでの長時間動作を実現するとしている。

 ZenWatch 3では、Snapdragon Wear 2100の搭載で約25%の省電力化を実現したといい、バッテリー動作時間は最長で約1日半としている。バッテリー容量は340mAh。

 本体サイズ(約)は直径が45mm、奥行きが9.95~10.75mm。本体のみの質量は約48g。ストラップの質量(約)は本革が11g、ラバーが16g。

 メモリ容量は512MB。ストレージ容量は4GB。主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.1、USB(pogoピン、充電用)、6軸センサー (加速度、ジャイロ)、光センサー、スピーカー、マイク。

 付属品はUSB-ACアダプタセット、クイックスタートガイドなど。

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館ソフマップ 秋葉原 本館]