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筆圧8,192レベル対応のペンタブレット「Intuos Pro」がデビュー

紙に描いたスケッチをデジタル化できる「Paper Edition」も発売、ワコム製

Intuos Pro

 筆圧感知機能が8,192レベルに向上した新しいワコム製ペンタブレット「Intuos Pro」「Intuos Pro Paper Edition」が発売された。それぞれ「Medium」「Large」の2サイズで、価格は税込42,980~59,180円前後。

 販売ショップはヨドバシカメラ マルチメディア AKIBAツクモeX.パソコン館

筆圧感知機能は従来モデルの2,048レベルから8,192レベルへと4倍に向上

8,192レベルの筆圧感知機能
Intuos Proの特徴
Intuos Pro Paper Edition
製品パッケージ

 Intuos Proは、読取方式として電磁誘導方式を採用したペンタブレット。付属のワイヤレス・バッテリーレスのペン「Pro Pen 2」や、タブレット表面の「エクスプレスキー」「タッチホイール」など使って入力することができる。マルチタッチ入力にも対応する。

 ペン入力時は筆圧や傾きが検出される。筆圧感知機能は、従来モデルの2,048レベルから8,192レベルへと4倍に増えており、ペンの正確性・追従性も大幅に向上したとしている。

 また、Intuos Pro Paper Editionには、紙に描いたスケッチなどをワンボタンでデジタル化する機能が搭載。手持ちの紙を、付属のペーパークリップでタブレットに挟み、付属のゲルインクペン「Finetip Pen」で紙に描くと、デジタルデータがタブレットに記録される(最大200ページ)。記録データは、PCとUSB接続して同期、保存などが可能。

 なお、Intuos Proに、オプションのFinetip Penやペーパークリップなどを追加することで、Intuos Pro Paper Editionにアップグレードできる。

 接続インターフェイスはBluetooth、USB。本体サイズと質量は、 Mediumが338×219×8mm(読取可能範囲224×148mm)、700g、Largeが430×287×8mm(同311×216mm)、1,300g。 傾き検出レベルは±60レベル、読取分解能は最高0.005mm。対応OSはIntuos ProがWindows 7以降、macOS以降、Intuos Pro Paper EditionがWindows 7以降、Mac OS X 10.10以降。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]