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Plextorの最新NVMe SSD「M8Se」がデビュー、拡張カード型とM.2型の2種類

容量別に128GB~1TB、価格は税込10,780円から

(6/10 22:39更新)販売を確認。
初出日時 6/10 0:00

 PlextorのNVMe SSDの新製品「M8Se」が10日(土)に発売された。拡張カードタイプの「M8Se(Y)」(PX-128M8SeY・PX-256M8SeY・PX-512M8SeY・PX-1TM8SeY)とヒートシンクの無いM.2タイプの「M8SeGN」(PX-128M8SeGN・PX-256M8SeGN・PX-512M8SeGN・PX-1TM8SeGN)の2種類で、容量は各タイプ128GB、256GB、512GB、1TBの4つ。

 販売を開始したドスパラパーツ館には、M.2タイプの256GBを除く7モデルが入荷している。店頭価格は拡張カードタイプが税込15,980~62,800円、M.2タイプが税込10,780~58,000円。

 このほか、Plextorでは、ヒートシンクを装備したM.2タイプの「M8Se(G)」も用意している。

東芝製の15nmプロセスTLC NANDフラッシュやMarvell製コントローラを搭載

 M8Seは、東芝製の15nmプロセスTLC NANDフラッシュや、Marvell製コントローラ「88SS1093」を搭載したNVMe SSD。インターフェイスはカードタイプ、M.2タイプともPCIe Gen 3 x4。

 M8Se(Y)とM8Se(G)には、流線型の溝が付いた特徴的なヒートシンクが装備。「圧倒的な熱伝導効率」を持つといい、データ転送によって発生した熱を即座に逃がし、システムを最適な状態に維持するとしている。

 また、独自のTLC SSD向け高速化技術「PlexNitro」も搭載。メモリの一部をキャッシュにすることでアクセス速度を向上させるほか、SSDへのアクセスを最小限に抑える効果もあるという。

 公証のデータ転送速度は、512GBモデルと1TBモデルの場合でシーケンシャルリード2,450MB/s、ライト1,000MB/s、ランダムリード210,000IOPS、ライト175,000IOPS。128GBモデルと256GBモデルは、これらより低い値になっている。

 M8Se(Y)の本体サイズは幅176.33×奥行き121.04×高さ22.39mm。M8Se(G)とM8SeGNのフォームファクタはType 2280。

6Gbps SATA SSDの新製品「S3C」も入荷

 Plextorからは、NVMe SSDのほかに、6Gbps SATA SSDの新製品も同時に発売されている。ドスパラパーツ館には2.5インチタイプの「S3C」の128GBと256GBが入荷している。店頭価格は順に税込7,980円、税込13,980円。

 現時点で未入荷だが、同社ではM.2タイプ(Type 2280)の「S3G」も用意している。

 両シリーズとも、Hynix製の14nmプロセスTLC NANDフラッシュや、Silicon Motion製コントローラ「SM2254」が搭載。最大512MBのDDR3キャッシュも搭載されている。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]