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TDP 500W対応の簡易水冷クーラー「LIQTECH TR4」が発売、Ryzen Threadripper対応
ラジエーターサイズ別に2モデル、ENERMAX製
2017年9月9日 23:55
500W超のTDPに対応するというENERMAXの水冷CPUクーラー「LIQTECH TR4」が発売された。対応CPUはSocket TR4/SP3。
ラジエーターが240mmサイズの「ELC-LTTR240-TBP」と、360mmサイズの「ELC-LTTR360-TBP」の2モデルで、店頭価格は順に税抜き15,480円前後、税抜き17,480円前後。
販売ショップはツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、ドスパラパーツ館、パソコンショップ アーク。
Socket TR4/SP3専用の簡易水冷キット、ラジエーターサイズ別に2モデル
LIQTECH TR4は、ポンプを内蔵した冷却ヘッドや、アルミ製ラジエーターなどがセットになった、水冷タイプのCPUクーラー。高い冷却性能が謳われており、国内代理店のリンクスインターナショナルは「TDP 500W+に対応」としている。
クーラージャイアント(ENERMAX日本法人)によれば、ヒートシンクの銅製プレートに独自の「SCT(Shunt Channel Technology)」を採用しており、これにより冷却液の流量が増加し、熱伝導性能が最大化したという。
最大450リットル/時という流量のポンプも特徴。耐久性や耐熱性にも優れ、また摩擦抵抗の減少により低騒音も実現したとしている。
冷却液は充填済みで、補充や交換はできない。ただ、ポリアミド製チューブの採用により、液漏れや揮発の心配は無いという。
対応CPUタイプはSocket TR4/SP3。ラジエーターのサイズは、ELC-LTTR240-TBPが270×120×39mm(120mmファン×2搭載)、ELC-LTTR360-TBPが402×120×28mm(120mmファン×3搭載)。ファンの回転数は500~2,300rpm、ノイズレベルは14~28dB。ポンプのMTBFは10万時間。