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AIプロセッサ内蔵の6型スマホ「Mate 10 Pro」がデビュー

写真撮影時に被写体の特徴をリアルタイム分析、Leicaのダブルレンズカメラも搭載

Mate 10 Pro

 AIプロセッサやLeicaダブルレンズカメラを搭載したファーウェイのSIMロックフリースマートフォン「Mate 10 Pro」が発売された。

 店頭価格は税抜き89,790円(税込96,973円)で、販売ショップはビックカメラAKIBA

AI専用プロセッサ内蔵で画像識別能力などが大幅に向上したスマートフォンLeicaの名を冠したダブルレンズリアカメラも搭載

 Mate 10 Proは、6インチのOLEDディスプレイ(2,160×1,080ドット)や、Kirin 970チップセット、Android 8.0+EMUI 8.0を搭載したSIMロックフリースマートフォン。メモリ容量は6GB、ストレージ容量は128GB。

 Kirin 970には、8コアCPUや12コアGPUのほか、NPU(Neural Network Processing Unit)というAI専用プロセッサが内蔵。Cortex-A73の約25倍のAI演算性能を持つといい、画像識別能力などが大幅に向上するとしている。

本体裏面
AIプロセッサやLeicaダブルレンズカメラを搭載
店頭POP

 前モデル「Mate 9 Pro」などと同様に、Leicaの名を冠したダブルレンズのリアカメラが搭載(2,000万画素モノクロセンサー+1,200万画素カラーセンサー)。Mate 10 ProではF値が1.6に向上し、夜間の撮影においても細部まで表現できるとしている。

 AIプロセッサはカメラ機能にも活かしているといい、被写体の特徴をリアルタイムで分析し、最適な撮影モードに自動で設定したり、被写体の動きを予測し、暗い場所でもブレの無い映像を撮影したりすることが可能という。

 上記以外では、70,000:1のハイコントラストを謳うディスプレイや、4G/VoLTE同時待ち受け対応のデュアルSIMカードスロット、IP67クラスの防水・防塵性能、マルチウィンドウ対応の外部ディスプレイ出力機能(PCモード)などが特徴。

 主な搭載機能・インターフェイスは、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2(aptX/aptX HD/LDACサポート)、フロントカメラ(800万画素)、USB Type-C、NFC、GPS、各種センサー(指紋、加速度、ジャイロスコープ、コンパス、気圧など)。microSDカードスロットは非搭載。

 本体のサイズは74.5×154.2×7.9mm、重量は178g。バッテリー容量は4,000mAh。

[撮影協力:ソフマップAKIBA①号店 サブカル・モバイル館]

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