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10Gigabit Ethernet&4コアCPUの4ベイNAS「TS-431X2」が登場、QNAP製

スループットは最高1,014MB/s

 10Gigabit Ethernetに対応した4ベイNASの新モデルがQNAPから登場、「TS-431X2(TS-431X2-2G)」が発売された。店頭価格は税込62,800円。

 販売ショップはオリオスペック

10Gigabit Ethernetを搭載した高パフォーマンスモデル

 TS-431X2は中小企業向けの4ベイNASキット。標準で10Gigabit Ethernetポートを備えており、費用対効果の高いビジネス向けモデルとされている。

 2月に発売された同カテゴリの「TS-431X(TS-431X-2G)」と比べるとCPUがデュアルコアからクワッドコアに変更されており、Windows環境でのファイル転送速度が956MB/sから1,014MB/s(どちらも最大値)に向上している。

TS-431X2
クワッドコアCPUを搭載
主な仕様

 ドライブインターフェイスは6Gbps SATA。ドライブベイは3.5インチ/2.5インチ対応で、ホットスワップをサポートする。搭載したSSDをディスクキャッシュとして利用する「SSDキャッシュアクセラレーション」機能に対応しており、SSDとHDDを組み合わせて搭載することで、コストを抑えながらパフォーマンスを向上させることも出来るという。外部インターフェイスは10Gigabit Ethernet(SFP+)×1、Gigabit Ethernet(RJ45)×2、USB 3.0×3。

 そのほかの仕様は、CPUがAnnapurnaLabs製のAlpine AL-314(クワッドコア1.7GHz)、メモリ容量は2GB(DDR3 SO-DIMM、最大8GB)。本体サイズ(W×H×D)は160×169×219mm、重量は3kg(ドライブ含まず)。背面には冷却用の12cmファンを搭載している。電源は内蔵しておらず、付属の90W ACアダプタを利用する。

[撮影協力:オリオスペック]

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