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最大80TBの環境が構築できる高速外付けHDDケースがSTARDOMから
4ベイ用と8ベイ用の2モデル、SAS対応
2017年12月19日 23:55
miniSASによるマルチレーン接続に対応した高速な外付けHDDケースがSTARDOMから登場した。搭載できるHDDの数が異なる2モデルが販売されている。店頭価格は4ベイモデルの「ST4-U6」が税込53,460円、8ベイモデルの「ST8-U6」が税込99,900円。
販売ショップはオリオスペック。
転送速度12GbpsのSASで接続できる外付けHDDケース
これらは、miniSASで接続する2.5/3.5インチSAS HDD/SSD用の外付けケース。両モデルともHDD1台あたり10TBまでの容量に対応しており、ST4-U6では最大40TB、ST8-U6では最大80TBの大容量ストレージとして使用できる。
RAID機能は搭載しておらず、JBOD(拡張ボリューム)のみの対応となるが、別途RAID対応のSASカードと組み合わせることでRAIDを構築することもできる。また、オプションのThunderbolt - miniSASブリッジを利用することでThunderbolt 2接続を行うことも可能。
共通の仕様はインターフェースが12Gbps miniSAS(SFF-8644)で、ST4-U6は1ポート、ST8-U6では2ポート搭載されている。対応OSはWindows、Mac、Linux。付属品は電源ケーブル、アクセサリーキット、miniSASケーブル1m(ST4-U6は1本、ST8-U6は2本)。
本体サイズ(W×H×D)はST4-U6が124×166×265mmで電源出力は150W。80mm冷却ファンを1基内蔵している。
ST8-U6は140×296×282mmで電源出力は250W。こちらは80mmファンを2基内蔵する。
[撮影協力:オリオスペック]