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安定性がさらに向上した「Razer Core V2」が登場、ノートPCにビデオカードを増設

 ビデオカードを外付けで利用できる拡張ボックスに新モデルが登場、「Razer Core V2」が発売された。店頭価格は税抜き55,370円。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館。同店では、GeForce GTX 1080ビデオカードを搭載した動作デモが始まっている。

ワークステーション用ビデオカードにも対応したPCIeビデオカード外付けケース

 Razer Core V2は、PCIe接続のビデオカードを外付けするためのケース。内部にはPCIe 3.0 x16スロットが1基あり、2スロットサイズのカード(最大サイズ300×145×43mm、消費電力375Wまで)を内蔵できる。PCとの接続はThunderbolt 3で行う。

 2017年1月に発売された「Razer Core」の後継モデルで、Thunderbolt 3制御チップを2基搭載したことで、より安定したパフォーマンスを発揮できるという。対応ビデオカードはNVIDIAのGeForce GTXシリーズやAMDのRadeon RXシリーズのほか、新たにワークステーション向けのNVIDIA Quadroシリーズをサポートしている。対応ビデオカードの詳細は製品情報のテクニカルスペックを参照のこと。

Thunderbolt 3接続のビデオカード外付けケース
ツクモeX.パソコン館ではGeForce GTX 1080を搭載してデモ中
対応GPUと主な仕様

 動作環境はeGPUをサポートしたThunderbolt 3ポートを備えるRazer製ゲーミングノートPC「Razer Blade Stealth」と「Razer Blade」のほか、Windows 10 64bit搭載PC。

 主な仕様は、搭載インターフェースがThunderbolt 3×1(PCとの接続用)、USB 3.0×4、1000BASE-T LAN×1。本体サイズは104.9×339.9×218.4mmで、筐体には同社のイルミネーション機能「Razer Chroma」に対応したLEDを内蔵している。電源出力は500Wで、接続したPCへ最大65Wの電力供給も可能。

背面
上部

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]