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手の平サイズのAndroid 6.0デバイス「Diginnos DG-Tinker3288」が発売

Tinker Boardを搭載、Debian 9モデルもあり

サードウェーブデジノスの「Diginnos DG-Tinker3288」。

 Raspberry Piと同サイズで高性能・高機能を謳うASUSのシングルボードコンピュータ「Tinker Board」を搭載した小型デバイス「Diginnos DG-Tinker3288」がサードウェーブデジノスから発売された。

 店頭に入荷したのはOSにAndroid 6.0を採用したモデルで、店頭価格は税抜き19,800円(税込21,384円)。販売ショップはドスパラ秋葉原本店

 このほか、同店ではOSにDebian 9を採用したモデルも受注扱いで販売中。店頭価格は税抜き19,800円(税込21,384円)で、納期は5日間。

OSセットアップ済みですぐに利用できる小型コンピュータ

 DG-Tinker3288は、専用ケースにTinker Boardを組み込んだ初心者向けの完成品モデル。パッケージにはOSセットアップ済みのmicroSDカードとACアダプタが同梱されており、電源を入れるだけですぐに利用できる。

本体背面。HDMI端子などが用意されている
本体側面。1000BASE-T LAN端子やUSB端子がある
店頭価格は税抜き19,800円

 本体の主な仕様は、搭載CPUがRockchip RK3288C(4コア/1.8GHz動作)、メモリ2GB、ストレージ32GB(microSD)、ビデオ機能がCPU内蔵のMali-T764。搭載デバイス・インターフェイスはIEEE802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、1000BASE-T LAN、HDMI出力、USB 2.0×4、給電用Micro USB×1、音声出力端子×1など。本体サイズは幅64×奥行き93×高さ30mm。

 製品保証については6ヶ月間の修理保証が付属。またサポートの範囲は「本体の電源を投入後、OSを起動するまで」とされており、起動後の操作についてはサポート対象外とされている。

本体裏面
付属のマニュアル
製品の注意点や保証について
店頭POP
パッケージ

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]