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手の平サイズでPentiumやメモリ8GB搭載、超小型ボード「UP2」がツクモに入荷

Windows 10に対応

Pentium N4200を搭載した手の平サイズの超小型ボード「UP2(UPSAPLP40864)」

 Apollo Lake世代のクアッドコアCPU「Pentium N4200」を搭載した手の平サイズの超小型ボードが登場、「UP2(UPSAPLP40864)」がツクモパソコン本店IIで販売中だ。

 メーカーは台湾AAEONで、店頭価格は税抜き52,980円(税込57,218円)。

 このほか、デュアルコアCPU「Celeron N3350」を採用した下位モデル「UPSAPLC20432」もラインナップ。こちらは同店で取り寄せ扱いとなっており、店頭価格は税抜き33,980円(税込36,698円)。

Pentium N4200またはCeleron N3350を搭載することで高性能かつ低消費電力を実現した小型ボード

 UP2は、クアッドコアCPU「Pentium N4200」(ベース1.1GHz、バースト時2.50GHz)もしくはデュアルコアCPU「Celeron N3350」(ベース1.1GHz、バースト時2.4GHz)を搭載したシングルボードコンピュータ。Pentium N4200搭載モデルでは8GBメモリ・64GB eMMCを、Celeron N3350モデルでは4GBメモリ・32GB eMMCを備えている。

 いずれも基板サイズは85.6×90mmとRaspberry Pi(85.6×56.5mm)よりも一回り大きいサイズだが、Pentium N4200またはCeleron N3350を搭載することで高性能かつ低消費電力を実現しているという。対応するOSはAndroid(Marshmallow)、Windows 10、Linuxなど。

 また、Raspberry Piと互換性を持つという40ピンI/Oコネクタを備える点も特徴。

I/O部分
側面からの様子
Pentium N4200モデルは8GBメモリ・64GB eMMCを搭載

 搭載するデバイス・インターフェイスはHDMI/DisplayPort出力、1000BASE-T LAN×2、USB 3.0×3、Mini PCI-Eスロット×1、M.2 2230スロット×1、SATAなど。また、基板裏面には大型のヒートシンクが用意されており、シングルボードコンピュータとしては比較的背が高くなっている点は注意が必要。

 電源はDC 5V/4~6Aに対応し、ACアダプタは別途用意する必要がある。

基板裏面に大型のヒートシンクを搭載
店頭POP
パッケージ

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]