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球体シェル採用の巨大PCケース「WINBOT」の展示スタート、カメラ内蔵でジェスチャー操作にも対応

実売40万円越え

WINBOT

 透明アクリルの大型球体PCケースが登場、In Winの「WINBOT」の展示をツクモeX.パソコン館が開始した。国内代理店のアユートは28日(水)に発売するとしている。カラーはグリーンとレッドの2種類で、各カラー3台限定という。

 店頭価格は税抜き398,000円(税込429,840円)。ただし、総重量は51kgで、購入時の見積りや、送料が別途必要としている。

 予約受け付けはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店オリオスペックで実施中。

ジェスチャー操作やモーションを検知するカメラを内蔵、梱包時の総重量は51kg、

 WINBOTは、直径約68cmのアクリル製球体シェルを採用したPCケース。透明な球体シェルによるユニークなPCディスプレイが可能で、シェルが開閉したり回転したりするギミックも用意されている。本体のサイズは高さ700×幅685×奥行き648mm。

 また、顔を認識するというカメラが内蔵されており、手のジェスチャーによる操作や、モーションの検知などが可能という。

球体シェルを開けた状態
右側面
左側面

 ただし、本体の重量が22.46kg、梱包時の総重量が51kgと、非常に重い点に注意が必要。パッケージには大型の木箱(高さ920×幅720×奥行き720mm)が用いられているという。また、購入時は見積りが必要で、送料は購入者が負担することになる。なお、ツクモeX.パソコン館によると、「都内でも万単位の送料がかかるほか、梱包用の木箱を処分してもらう場合は、別途費用が必要と聞いている」ということなので、購入を検討している人は事前に十分な準備や確認をしたほうがいいだろう。製品はアユートから直送されるとのこと。

背面
背面底部に操作用スイッチあり
中央にカメラを搭載

 対応マザーボードタイプはE-ATX、ATX、microATX。ドライブベイは3.5インチシャドウ×4、2.5インチシャドウ×8。拡張カードスロットは8基。フロントポートとしてUSB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1が装備されている。

 ファンはフロント120mm×3とリア120mm×2が装着可能。ラジエーターの対応サイズは360mmまで。そのほかのPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ340mmまで、CPUクーラーが高さ170mmまで、ATX電源が奥行き210mmまで。なお、球体シェルの開閉など、ケースを動作させるためには、付属のACアダプタを利用する必要がある。

ケース開閉などの動作に必要なACアダプタ
製品の特徴
価格は税抜き表記

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店]