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HTCの最新VRヘッドセット「VIVE Pro」が遂にデビュー、没入感がさらに向上
2018年4月6日 10:00
初出日時 4/6 10:00
2眼フロントカメラやヘッドホンを搭載し、解像度がアップしたHTC VIVEの上位モデル「VIVE Pro」が遂にデビュー、従来のVIVE向けの「VIVE Pro HMD(アップグレードキット)」が発売された。
店頭価格は税抜き94,000円(税込101,520円)。コントローラーやセンサーは別売り。販売ショップはドスパラ秋葉原本店、ツクモVR.、ツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク、GALLERIA Lounge、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館。各ショップとも在庫はごく少量で、大半のショップで6日(金)の開店と同時に売り切れている。
次回入荷に関しては、ツクモeX.パソコン館は「4月中旬」、パソコンショップ アークは「5月中旬」と案内している。
従来のVIVEよりも高解像度化、フェイスクッションなどの改良により没入感が向上
VIVE Proは、単眼1,440×1,600ドットのAMOLEDディスプレイを2基内蔵したVR HMD。2基を合わせた解像度は2,880×1,600ドットで、従来のVIVE(2,160×1,200ドット)より高解像度化したほか、ヘッドセット本体のデザインも改良したという。
ヘッドセットは、フェイスクッションの面積を24%増やし、ノーズパッドも様々な形状にフィットするように改良。これらにより、装着時のストレスが低減するほか、外光の侵入を防ぎ、没入感が向上するという。フロントカメラも単眼から2眼にアップグレードされている。
また、ハイレゾ対応を謳うヘッドホンが装備され、ヘッドホンを別途用意することなくサウンドが楽しめるようになった。ヘッドホンは着脱が可能。ノイズキャンセル機能を持つデュアルマイクも備える。
ディスプレイのリフレッシュレートは90Hz、視野角は110度で、これらは従来どおり。インターフェイスはUSB 3.0 Type-C、DisplayPort 1.2、Bluetoothが搭載。搭載センサーはSteamVRトラッキング、重力、ジャイロスコープ、近接、IPD。
SteamVRトラッキングは1.0、2.0の両方に対応。従来のVIVEのユーザーは、「VIVE Pro HMD(アップグレードキット)」でヘッドセットをアップグレードし、所有しているコントローラーとベースステーションを使用できるとしている。
[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店とツクモVR.とパソコンショップ アーク]