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ケースに入らない縦長基板を採用した変態マザー「TB250-BTC D+」が発売、BIOSTAR製

ライザーカード不要で8枚のビデオカードが利用可能

 ライザーカードを使わずに8枚のビデオカードを搭載できるマイニング向けマザーボードがBIOSTARから登場、「TB250-BTC D+」が発売された。国内代理店はアユートで、店頭価格は税込21,384円。

 また、本製品で使用できるCJI製の1,600W電源「AT-1600」と、専用の接続ケーブル「27-P29-000001RP」も合わせて販売されている。店頭価格は電源が税込23,544円、ケーブルが税込3,218円。

 販売ショップはオリオスペック

マイニング向けのB250マザーボード、動作には専用電源が必要

 TB250-BTC D+は、Intel B250チップセットを搭載した独自規格のマザーボード。ソケットはLGA1151で、第6世代(Skylake)や第7世代(Kaby Lake)のCoreシリーズやPentium、Celeronをサポートしている。8本のPCIe 3.0 x16スロットを搭載しており、ライザーカードを使用せずに8枚のビデオカードを搭載できる点が最大の特徴だ。

 ただし、フォームファクターはATXではない縦長の独自規格を採用しており、通常のPCケースに設置はできない。また、ATX電源が使用できないほか、メモリスロットはDDR4 SO-DIMM×1で、ストレージもM.2とSATAポートを1基ずつしか搭載しないなど、かなり特殊な仕様となっている。

 マザーボードのサイズは485×195mm。メモリスロットはDDR4 SO-DIMM×1(最大16GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、1000BASE-T LAN(Realtek)、6Gbps SATA、M.2、USB 3.0/2.0。

I/Oポート
拡張スロット周辺
多数の電源コネクタがある
メモリはDDR4 SO-DIMM
製品パッケージ
専用の電源ケーブル「27-P29-000001RP」

 AT-1600は、「TB250-BTC D+」対応製品としてアユートが販売している80PLUS GOLD電源。12V出力専用となっており一般的なATXマザーボードでは使用できないうえ、1,600Wで出力できるのは200V出力できるコンセントに接続した時のみなど、こちらもマザーボードに負けず特殊な仕様となっている。

 なお、TB250-BTC D+に接続するためには専用の電源ケーブル「27-P29-000001RP」(別売り)が必要になる。

AT-1600
80PLUS GOLD認証
主な仕様

[撮影協力:オリオスペック]