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高品質な1,600W電源「AX1600i」がCorsairから登場、実売8万円
世界初、トーテムポール型GaNトランジスタを採用
2018年4月28日 12:05
Corsairから最大出力1,600WのATX電源が登場、「AX1600i(CP-9020087-JP)」が発売された。
店頭価格は税込79,920円。販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコンショップ アーク、オリオスペック。
トーテムポール型GaNトランジスタを採用した奥行き200mmの大容量電源、Corsair Link対応
AX1600iは80PLUS TITANIUM認証を取得した大容量電源。コンシューマ向け電源では世界で初めてトーテムポール型GaNトランジスタを採用したというモデルで、国内代理店のリンクスインターナショナルによると、「従来のシリコントランジスタよりも小型、高絶縁耐圧、低導通抵抗、高速スイッチングが可能になり、出力密度を40%向上させることで圧倒的な変換効率、低発熱、大容量電源ユニットでありながら奥行200mmの小型化を実現した」という。ただし、1,600Wの出力を得るにはコンセントから115V~240Vの電流を受けることが必要。日本の一般家庭にある100Vコンセントの場合、最大出力は1,300Wとなる点に注意。
特徴的な機能として、電源の出力を自己診断できるセルフテストスイッチを搭載。また、システム統合管理ツール「Corsair Link」に対応しており、付属のUSBケーブルをPCと接続することで、電源の入出力や効率、内部温度、ファンの稼働状況などをWindows上からリアルタイムで監視・制御したり、動作中のデータログをとることもできる。
全てのコンデンサに日本メーカー製105℃コンデンサを採用しており、電源ケーブルはすべて取り外しが可能なフルモジュラー式となっている。冷却ファンは140mmサイズで、負荷率40%以下になるとファンが停止し騒音を低減させるZero RPM Fan Mode機能をサポートする。
本体サイズは150×86×200mmで、重量は約2.65kg。保証期間は10年間。サイドのロゴはマグネットにより取り外しが可能で、付属のレッド、ホワイト、ブルーから好きなラベルに張り替えることができる。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]