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AIカメラ搭載「新生ZenFone 5」の国内版がデビュー、6.2型で実売5.7万円

DSDV対応でオクタコアCPUや2,246×1,080ドット液晶を搭載

 AIによるカメラ撮影補助機能を備えたASUS製スマートフォン「ZenFone 5(ZE620KL)」の国内版が発売された。

 店頭価格は税抜き52,800円前後(税込57,024円前後)で、販売ショップはツクモDOS/Vパソコン館ビックカメラAKIBAなど。

2,246×1,080ドット液晶搭載でDSDV対応の6.2型SIMフリースマホ

 ZenFone 5(ZE620KL)は、2,246×1,080ドット/Super IPS+ディスプレイを備えた6.2型のSIMロックフリースマートフォン。同端末の海外版は秋葉原の一部ショップで既に販売されているが、今回、国内向けモデルが発売された。

 端末はAIを活用したさまざまなカメラ撮影補助機能を持つ点が特徴で、AIにより16のシーンを見分け、自動で最適な設定に切り替えることができるという。リアカメラの仕様は1,200万画素+800万画素のデュアル仕様。

 また、90%の高い画面占有率を実現しており、5.5型クラスのボディに6.2型ディスプレイを搭載している。さらに、端末の前面上部にはiPhone Xの発売以降、複数のメーカーの端末で採用されているノッチ(切り欠き)がある。なお、ノッチに関しては設定を変更することで無くすこともできる。

本体側面
本体底面
AIカメラ搭載
ノッチ有りの状態
ノッチ無しの状態

 主な仕様はCPUがSnapdragon 636(オクタコア)、メモリ6GB、ストレージ64GB、OSがAndroid 8.0。主な搭載機能はIEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.0、指紋センサーなど。

 端末はDSDV(デュアルスタンバイ・デュアルVoLTE)対応で、NTTドコモ/Y!mobile/auの3つのキャリアのVoLTEへのサポートがうたわれている。対応ネットワークはFDD-LTEがバンド1/2/3/5/7/8/18/19/28、TDD-LTEがバンド38/39/41、3G(W-CDMA)がバンド1/2/3/5/6/8/19。

 本体サイズは高さ153×幅75.65×奥行き7.7mm、重量は165g。

 ちなみに、ZenFone 5は2014年にも発売されているが、当時は5インチのディスプレイサイズを示す製品名だったのに対し、今回の製品は2017年に発売されたZenFone 4に続くモデルという意味の製品名となっている。

 なお、新生ZenFone 5シリーズの最上位モデル「ZenFone 5Z(ZS620KL)」は6月下旬発売予定となっている。

本体背面
店頭POP

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館ソフマップAKIBA①号店 サブカル・モバイル館]