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Raspberry Pi Zero Wを使ったネットラジオ自作キット「Pirate Radio」が発売

ラズパイセットで価格は5,800円

 Raspberry Pi Zero Wでインターネットラジオを自作できるキット「Pirate Radio - Pi Zero Wプロジェクトキット(PIMORONI-PIM261)」がスイッチサイエンスから発売された。microSDカードは別売り。

 このほか、スピーカーをステレオ化するオプションキット「Pirate Radio用アドオンスピーカーキット(PIMORONI-PIM350)」も発売されている。

 店頭価格(以下、税抜き表記)は順に5,800円、940円。販売ショップはツクモパソコン本店II

別売りキットを購入すればはんだ付け作業不要で製作が可能

 Pirate Radio - Pi Zero Wプロジェクトキットは、小型ボードコンピュータのRaspberry Pi Zero Wを使って、インターネットラジオ「Pirate Radio」を作成することができるキット。メーカーはイギリスのPimoroni。

 キットの内容は、Raspberry Pi Zero W、DACボード「pHAT BEAT」、スピーカー(5W)、アクリル製ケースなどで、これらをケースに組み込むことでラジオが完成する。動作させるにはmicroSDカードも必要で、これは別途用意する。

 Raspberry Pi Zero WとpHAT BEATを接続する際には、ピンのはんだ付けが必要だが、別売りの「GPIO Hammer Header(GPIO Hammer Header)」を用いれば、はんだ付けをせずに済む。なお、pHAT BEATのスピーカー端子はプッシュ式で、はんだ付けは不要。

 完成時の本体サイズは幅135×高さ85×奥行き70mm。電源は付属のUSBケーブルで供給する。左側にあるボタンで音量調節などの操作が可能。また、16個のカラーLED(8個×2列)は音量メーターとして機能する。

 本体のスピーカーは1個だが、別売りのアドオンスピーカーキットを追加することでステレオ再生が可能。スピーカーキットのケーブルを、本体のpHAT BEATのスピーカー端子に接続することで使用できる。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]