ニュース

遮音パネル採用のミドルタワー「P7 Silent」が登場、Antec製

姉妹モデルのアクリルウィンドウタイプも同時発売

( 6/15 20:20更新)P7 Silentの実機写真を追加。
初出日時 6/11 08:10
P7 Silent

 Antecから低価格ミドルタワーケース「P7」シリーズが発売された。遮音パネルを採用した静音タイプ「P7 Silent」と、アクリルウィンドウパネルを備えた「P7 Window」の2モデルが用意されている。

 店頭価格はP7 Silentが税込8,460円、P7 Windowが税込7,820円。販売ショップはパソコンショップ アークツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館

同じシャーシで性格の異なる2つのバリエーション

 P7シリーズは幅210×高さ470×奥行き445mmのタワー型PCケース。P7 Silentは同社の静音ケースの流れを受け継ぎ、裏面に吸音材を貼り合わせた2層構造のサイドパネルを装備することで、PC内から発生するノイズを低減させることができる。

 P7 Windowは左サイドパネルにアクリル窓を備えたモデルで、内部パーツやイルミネーションを楽しむことができる。基本的な内部構造はP7 Silentと同じだが、遮音パネルを搭載しないほか、5インチベイが無い代わりに最大360mmの水冷ラジエータを取り付けることが可能になっている。また、本体カラーもP7 Silentがブラックのみなのに対し、P7 Windowではフロントパネルのラインカラーの違いによりグリーンとレッドのカラーバリエーションが用意されている。

左サイド。5インチベイを備える
右サイド
静音仕様のサイドパネル
リア
フロント上部のI/Oパネル
製品パッケージ

 主な仕様は、対応マザーがATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイは5インチ×1(P7 Silentのみ)、3.5/2.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×2。拡張カードスロットは7基。搭載可能なパーツのサイズはCPUクーラーが高さ165mm、拡張カードは長さ390mm、ATX電源は奥行き200mm。水冷ラジエータの最大サイズはP7 Silentが280mmまで、P7 Windowsが360mmまで。

P7 Window Red
P7 Window Green
P7 Windowの内部。5インチベイは搭載しない

[撮影協力:ツクモパソコン本店パソコンショップ アーク]