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4K/60fps録画対応のHDMIキャプチャカード「Live Gamer 4K」が発売

USB 3.1接続の4K/30fps対応モデルも

(7/20 18:44更新)販売スタート。
初出日時 7/19 6:05

 4K/HDR 60p録画対応のキャプチャカード「Live Gamer 4K(GC573)」がAVerMediaから20日(金)に発売された。4K 30p対応のUSB接続モデル「Live Gamer ULTRA(GC553)」も同時発売となっている。

 店頭価格はLive Gamer 4Kが税抜き36,800円、Live Gamer ULTRAが税抜き30,800円。販売ショップはツクモeX.パソコン館パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店ツクモパソコン本店II

PCI Express Gen2 x4接続の「Live Gamer 4K」、要求されるPCのスペックは高め

 Live Gamer 4Kは、PCI Express Gen2 x4接続でソフトウェアエンコードタイプのHDMIキャプチャカード。HDMI 2.0対応の映像入力端子・出力端子を各1基備え、4K/HDR映像(3,840×2,160ドット)の録画と、テレビなどへの出力(パススルー)ができる。

 4K映像の最高対応フレームレートは入力・出力・録画のいずれも60fps。フルHD映像(1,920×1,080ドット)の場合は240fpsまで対応するとしている。

 ただし、PCに要求されるスペックは高めで、推奨環境はIntel Core i5-6000番台以上またはCore i7-7000番台以上のCPU、NVIDIA GeForce GTX 1060以上のGPU、8GB以上のメインメモリ(デュアルチャンネル必須)とされている。

 また、現時点では、サードパーティー製ソフトでは4K HDR録画などができないとのこと(同社製ソフト「RECentral」のみ対応)。ほか、HDCPで保護された映像の表示・録画・配信はできないとされている。

 本体のサイズは125×151×21.5mm、重量は約208g。付属品はHDMI 2.0ケーブル、編集ソフト「CyberLink PowerDirector 15 for AVerMedia」(ライセンスキーコードカード)など。

USB 3.1 Gen1接続の「Live Gamer ULTRA」、録画時のフレームレートはLive Gamer 4Kより低め

 Live Gamer ULTRAは、USB 3.1 Gen1 Type-C接続でソフトウェアエンコードタイプのHDMIキャプチャユニット。録画時の対応フレームレートはLive Gamer 4Kより低いが、拡張カードスロットの無いノートPCでも使用できる。

 録画時の最高対応フレームレートは、4Kで30fps(HDR非対応)、フルHDで60fps。入力と出力(パススルー)は4Kで60fpsまで、フルHDで240fpsまで対応する。

 ただし、こちらも高スペックのノートPCが必要とされているので注意が必要。ノートPCの推奨環境はCore i7-7700HQ以上のCPU、NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti以上のGPU、8GB以上のメインメモリ(デュアルチャンネル必須)。

 本体のサイズは112.6×66.2×26mm、重量は約116g。電源はUSB経由で供給される。付属品はUSB 3.1ケーブル(Type-C-Type-A)、HDMI 2.0ケーブル、編集ソフト「CyberLink PowerDirector 15 for AVerMedia」(ライセンスキーコードカード)など。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]