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VR HMD装着中の“リアルな危険”を察知できるセンサーが発売
人が近付いてきた時にバイブレーションでお知らせ
2018年7月20日 08:05
VR HMDを装着してゲームをプレイしている最中に、来訪者などを知ることができるセンサー「SSS-01」がSACから発売された。
店頭価格は税込6,450円。販売ショップはテクノハウス東映、東映ランド、東映無線ラジオデパート店。
周囲の変化に気付きにくくなるVR体験中に役立つリストバンド
SSS-01は、コンパクトな赤外線センサーユニットと、バイブレーション機能を備えたリストバンドとで構成された製品。
センサーが人の動きを感知すると、リストバンドが振動して通知するという、機能的にはシンプルなものだが、同社は「パーソナルセキュリティシステム」と謳い、VRゲーム中のセキュリティを強化できるとしている。
VRヘッドマウントディスプレイとヘッドホンを装着してゲームをプレイしていると、「現実世界」の視覚と聴覚が遮られ、周囲の変化に気付きにくくなる。この製品を使えば、自分に人が近付いてきた時に、そのことを知ることができる、というわけだ。
センサーとリストバンドとの通信可能距離は最長20m(遮蔽物が無い場合)。使用周波数は920.9MHz。
センサーのサイズは40×47×77mm、重量は約60g。検知範囲は水平方向90度、垂直方向70度、距離2m。電源は単3形電池4本(別売り)で、動作時間は約100時間。
リストバンドのサイズは25×250mm、重量は約30g。腕周りサイズは152~225mm。電源は内蔵のリチウムポリマー電池で、動作時間は約10時間。充電はMicro USBケーブル(別売り)で行なう。
センサー、リストバンドとも生活防水機能を持つとしている。なお、センサーの屋外使用については、直射日光や雨風が当たらない場所での使用を想定しているとのこと。
7/20 13:15更新 初掲載時にセンサーとリストバンドとの通信可能距離の数値に誤りがありました。正しくは「最長20m」になります。訂正してお詫びいたします。
[撮影協力:テクノハウス東映]