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3Dプリントやペン描写も行える汎用ロボットアーム「DOBOT Magician」、ツクモが取り扱いを開始
2018年7月25日 12:05
アタッチメントの交換で3Dプリントやペンによる描画、ピック&プレイスなどが行なえる中国Yuejiang Technologyのロボットアーム「DOBOT Magician」が登場、ツクモパソコン本店IIにデモ機が入荷している。
店頭価格は4種類のアタッチメントが付属した「ベーシックキット」が税抜き129,000円、さらにレーザー彫刻キットやワイヤレスモジュールなどが付属した「アドバンスドキット(教育版)」が税抜き159,800円。共に受発注品で、9月14日(金)までの特別価格となっている。
日本国内での販売はTechShareが担当している。なお、国内出荷は昨年1月から行なっているとのこと。
先端のアタッチメントを交換することで様々な用途に対応
DOBOT MagicianはSTEM教育用に設計された4軸のロボットアーム。500gのペイロード、0.2mmの稼働精度を謳い、先端のアタッチメントを交換することで様々な用途に対応できるのが特徴だ。
アタッチメントは3Dプリンタ、レーザー彫刻、ペン、グリッパーなど多数。ペンアタッチメントでは、ペンを取り付けて文字や絵を書くことが可能。グリッパーでは、ブロックなどのピック&プレイス(持ち上げと設置)が行なえる。
また、スライダーレール、コンベアベルトというパーツも用意されており、Webサイトでは、スライダーレールを使ったドミノ倒しや、コンベアベルトを使った流れ作業といった用例が動画で紹介されている。
13個の拡張ポートに外部モジュールやセンサーを増設し、機能の追加・拡張も可能とのこと。Raspberry PiやArduinoによる制御も可能という。
制御用ソフトとして、Google Blocklyベースのプログラミング環境「Dobot Blockly」が用意。Dobot Blocklyを使って、ブロックの組み合わせで直感的にプログラムできるほか、20種類以上の言語で操作できるという。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]