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リード23GB/s超を実現した“爆速PC”がデモ中、WD Black NVMe SSD 1TBを8基搭載

 8基のNVMe SSDでRAIDを構成しリード23GB/s超を実現したという“爆速PC”がツクモeX.パソコン館でデモ中だ。

WD Black NVMeの1TBを8枚使用、CPUはRyzen Threadripper 1900X

 デモPCは、Western DigitalのNVMe SSD「WD Black NVMe」の1TBモデル(WDS100T2X0C)をRAID 0で搭載したもの。同SSDをASUS製RAIDカード「HYPER M.2 X16 CARD」に4基搭載し、さらに同カードを2枚マザーボードに装着して計8TBのストレージを構成している。

 PCではベンチマークソフト「Iometer」(バージョン1.1.0)によるリード性能を示すデモが行なわれており、Iometerでは23856.08MB/s、Windowsのタスクマネージャーでは23GB/s超という非常に高い値が表示されている。

 ライト性能ついてはデモは行なわれていないが、取材時に実行したところIometerでは10,000Mbps超、タスクマネージャーでは10GB/s超の値を確認することができた。同店は「ライト動作が長時間続くとSSDが壊れる可能性があるためデモは行なっていない」としている。

 PCの他のスペックは、ASRock製AMD X399マザー「X399 Taichi」、Ryzen Threadripper 1900X、Radeon RX 550搭載ビデオカード、メモリ32GB、Windows 10 Pro 64bit。

 ちなみに、HYPER M.2 X16 CARDは公式にはASUS製マザーに向けたオプションとされているが、今回のデモではASRock製マザーで問題無く動作している。ただし、同店が動作を保証するものではない。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]