ニュース
Nano IPSテクノロジー採用の34型液晶「34WK95U-W」が発売、5,120×2,160ドット
2018年11月1日 07:05
初出日時 11/1 7:05
独自の「Nano IPSテクノロジー」を採用したLGエレクトロニクス・ジャパンの液晶ディスプレイ「34WK95U-W」が発売された。5,120×2,160ドットという高い解像度も特徴だ。
店頭価格は税抜き154,800円(税込167,184円)。販売ショップはツクモパソコン本店II、ツクモeX.パソコン館。
このほか、ツクモパソコン本店IIには31.5インチ/4K液晶モデル「32UL950-W」も入荷している。こちらの店頭価格は税抜き144,800円(税込156,394円)。
ツクモパソコン本店IIでは、両モデルのサンプル展示が始まっている。
バックライトのLEDにナノ粒子を適用することで、画面上の色の濃さと純度が大幅に向上
これらは非光沢タイプのIPSパネルを採用したディスプレイで、同社独自の「Nano IPSテクノロジー」を用いているのが特徴。同技術では、バックライトのLEDにナノ粒子を適用することで、画面上の色の濃さと純度を大幅に向上させるという。具体的には、LEDのナノ粒子が黄色やオレンジ色などの過剰な光波長を吸収し、正確な赤色を引き出すとのこと。
また、製品はプロ向けとされており、広色域(DCI-P3 98%カバー)や、ハードウェアキャリブレーションによるカラーマネジメントへの対応(センサーは別売)を売りとしている。
このほか、HDR10や、VESAが策定したディスプレイ用HDR規格のDisplayHDR 600に対応。10bitカラー(表示色数10.7億)やピーク輝度600cd/平方メートル以上といったスペックを実現したとしている。32UL950-WはAMD Radeon FreeSyncにも対応する。
上記以外のパネルの主なスペックは、視野角が水平/垂直178度、輝度(標準値)が450cd/平方メートル、応答速度が5ms(GTG High)。コントラスト比(標準値)は32UL950-Wが1,300:1、34WK95U-Wが1,200:1。
34WK95U-Wの主なスペックは、スタンドを含む本体のサイズが幅817×高さ449×奥行き234mm、重量が9kg、映像端子がHDMI×2、DisplayPort×1、Thinderbolt 3×1。
32UL950-Wの主なスペックは、スタンドを含む本体のサイズが幅718×高さ488×奥行き231mm、重量が7.3kg、映像端子がHDMI×1、DisplayPort×1、Thinderbolt 3×2。
どちらも音声出力としてヘッドホン端子とスピーカー(5W+5W)を備える。スタンドは高さ調整(110mm)のほかチルトに対応する(32UL950-Wはピボットにも対応)。また、壁掛けに対応する(ネジ穴ピッチ100×100mm)。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]