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テンキーレスサイズの省スペースフルキーボード「Maestro 2S」が発売

ソフト不要でmacOS風配列に設定可能、計14種類

 テンキーを備えながらテンキーレスサイズに小型化したというアーキサイトのCherry MXスイッチ採用USBキーボード「Maestro 2S」が発売された。ソフト無しでmacOS風配列に設定できる機能も備えている。

 日本語配列(102キー、かな印字有り)と英語配列(98キー)の2モデルがあり、それぞれに「黒軸」「茶軸」「青軸」「赤軸」「静音赤軸」「スピードシルバー軸」「クリア軸」の各スイッチを採用したタイプが用意されている(計14種類)。

 店頭価格は「黒軸」「茶軸」「青軸」「赤軸」が税込14,850円前後、「静音赤軸」「スピードシルバー軸」「クリア軸」が税込15,550円前後。販売ショップはツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アークツクモパソコン本店

本体の幅を385mmに抑えたフルキーボード、本体裏面のDIPスイッチでキー割り当てを変更可能

 Maestro 2SはメカニカルスイッチのCherry MXシリーズを採用したUSB接続のキーボード。テンキーを備えながらテンキーレスキーボードと同等のコンパクトサイズを実現したというのが特徴で、独自のキー配列により本体の幅を385mmに抑えている。右Shiftキーやテンキーの「0」などの配置が通常と異なるほか、一部のキー入力にはFnキーの併用が必要だが、設置スペースを節約できるのはメリットだ。

 専用ソフト不要の「macOS風配列最適化モード」を搭載しているのも特徴で、モードをONにすることでWindowsキーをcommandキーとして使用したりできるようになる。モードのON/OFFはキー操作で可能(Fnキー+Enterキー)で、またON/OFF状態はスペースキー下部のLEDで確認できる(ONの場合は点灯)。

 さらに、本体裏面のDIPスイッチを操作してキー割り当てを変更することで、Mac純正キーボードの配列により近付けることができるとしている。DIPスイッチでは6キー/Nキーロールオーバーの切り替えも行なえる。

 また、キートップへの印字には摩耗しにくいとされる昇華印刷が採用されている(キー側面の印字はシルク印刷)。キーキャップはPBT樹脂製。

 本体のサイズは幅385×奥行き144×高さ21~38mm(スタンド未使用時)。重量は1.16kg(USBケーブルを除く)。USBケーブルは着脱可能で、長さは1.8m。付属品はUSB-A-USB-C変換アダプタ、キーキャップ引き抜き工具、交換用キーキャップなど。

Maestro 2Sシリーズなどに対応したカラーキーキャップも同時発売

 Maestro 2Sの発売に併せて、同シリーズやProgresTouch Retroシリーズなどに対応したCherry MXシリーズ互換の交換用カラーキーキャップも一部ショップに入荷している。

 カラーとラインナップは、オレンジ矢印キーの「AS-CKPBS01N」、赤ESC/ARCHISSキーの「AS-CKPBS02N」、青WASDキーの「AS-CKPBS03N」、US ANSI配列用赤Enter/緑Shiftキーの「AS-CKPBS04N」、黄Ctrl/赤Altキーの「AS-CKPBS05N」の5製品で、価格は税込980円。

 対応機種の詳細については、アーキサイトの製品ページで確認できる。

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]