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HDR10対応の144Hzゲーミング液晶「KH2460V-ZX」が先行展示

アイ・オーの「GigaCrysta」新モデル

 リフレッシュレート144Hz対応のゲーミング液晶ディスプレイに新モデルが登場、アイ・オー・データ機器の「KH2460V-ZX」が2月末に発売予定だ。

 ツクモパソコン本店IIパソコン工房 秋葉原イイヤマストアでは発売に先駆けて先行展示が行われている。現時点で予価は未定。

フルHDのゲーミング液晶、背面ロゴにLEDイルミネーションを搭載

 これは、23.6インチの非光沢パネルを採用した液晶ディスプレイ。同社のゲーム向け液晶ディスプレイ「GigaCrysta」に属するモデルで、解像度は1,920×1,080ドット、最高144Hzのリフレッシュレートに対応している。

 2017年11月に発売された「KH2450V-ZX」の上位モデルとなる製品。ゲーム向け機能として「業界最高クラス」という0.05フレーム(約0.35ms)の内部遅延時間を実現する「スルーモード」や、暗いシーンを鮮明に映し出す「Night Clear Vision」、低解像度の映像をくっきりと映し出す「超解像技術」などを搭載するほか、新たにHDR10にも対応している。また、ディスプレイ背面の「GigaCrysta」ロゴには、7色のLEDイルミネーションを装備している。

 液晶パネルの主なスペックは、画素ピッチが0.2715mm、表示色数が1,677万、視野角が上下160度/左右170度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度がGTG 5ms(「オーバードライブレベル2」設定時は約0.6ms)。

 映像端子はDisplayPort×1、HDMI×3。DisplayPortとHDMI1が144Hz対応で、HDMI2と3は120Hzが上限となる(HDMIコネクタ付近に対応するリフレッシュレートの記載がある)。このほか、音声出力、ヘッドホン端子(いずれも3.5mmステレオミニジャック)とステレオスピーカー(2W+2W)、USB(メンテナンス用,通常利用は不可)を搭載する。

 スタンドを含む本体サイズは、幅550×奥行き231×高さ412~522mm。スタンドは90度のピボットとチルト、スイベルに対応しており、取り外すと100×100mmのVESAマウントが利用できる。付属品はDisplayPortケーブル(1.8m)、電源コード、取扱説明書で、保証期間は3年間。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]