デュアルファンCPUクーラー「MasterAir MA621P」のRyzen TR対応版が発売

　Cooler MasterからRyzen Threadripper（Ryzen TR）に対応したサイドフロー型CPUクーラーが登場、「MasterAir MA621P TR4 Edition（MAP-D6PN-218PC-R2）」が15日（金）に発売された。店頭価格は税抜き6,580円と、Ryzen TR用としては安価。

　販売ショップはツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク、ドスパラ秋葉原本店、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館。

トリプルファンに拡張可能なCPUクーラー、台座部の面積がRyzen TRに合わせて大型化

　これは、2つのヒートシンクを搭載したサイドフロー型のデュアルファンCPUクーラー。2018年11月に登場したIntel LGA115x/AMD Socket AM4対応のCPUクーラー「MasterAir MA620P（MAP-D6PN-218PC-R1）」のSocekt TR4対応バージョンで、取り付けパーツが変更されたほか、CPUと接触する台座部の面積がRyzen TRに合わせて大きくなっている。

　2つのタワー型ヒートシンクと、それに接続された6本のヒートパイプが台座面でCPUと直接接触する「CDC2.0」技術により、高効率で冷却を行うことができるという。冷却ファンはRGB LEDを内蔵した「MasterFan MF120R RGB」で、イルミネーションは付属のコントローラのほか、ASUS、GIGABYTE、MSI、ASRockの対応マザーボードと接続して、各社ソフトウェアから制御ができる。

　本体サイズ（W×D×H）は121.8×136.1×164.5mm（ファン込み）で、重量は約870g（ファン除く）。対応CPUソケットはSocekt TR4のみ。

　冷却ファンは120mm径で、回転数は600～1,800rpm（PWM対応、±10%）、最大風量53.4CFM（±10%）、最大ノイズ31dBA。製品には2基のファンが付属しており、別売りのファンを追加することでトリプルファン仕様に拡張することもできる。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]