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Raspberry Pi向けのGPIOスタック拡張ボードが発売、最大5枚まで接続可能

 Raspberry Piに5つまでの拡張基板が接続できるようになる「ラズベリーパイ専用GPIOスタック拡張ボード(ADRSZBB)」がビット・トレード・ワンから発売された。外部電源やGroveモジュールの接続も可能。

 店頭価格は税抜き2,980円で、販売ショップはマルツ秋葉原本店

1台のRaspberry Piに5枚までの基板を接続することができるバックプレーンボード

 これは、Raspberry Pi/Pi Zeroに対応したバックプレーンボードで、複数の拡張基板を同時に使用できるようにするもの。このボードを用いて、1台のRaspberry Piに5枚までの基板を接続することができる(大型のHAT基板は2枚まで、小型のpHAT基板は3枚まで)。

 このほか、サーボやセンサーなどのGroveモジュールを接続できる4ピンコネクタや、シャットダウン/リブートスイッチが搭載。

 また、DCコネクタ(5V)を備えており、外部電源を用いてRaspberry Piと拡張基板に安定した電力を供給できるとしている。電源は3Aのものを推奨し、またRaspberry PiのUSBコネクタへの同時の給電はできないとのこと。

搭載例
ラズベリーパイ専用GPIOスタック拡張ボード

 対応機種については、Raspberry Pi Zero WHとRaspberry Pi 3Bを推奨するとしている。なお、Raspberry Pi 2/Pi 3B+ではリブートスイッチが使用できず、Raspberry Pi Zero W/Pi Zero v1.3ではGPIOピンヘッダのはんだ付けが必要とのこと。

 本体の寸法は152×127×13mm(突起部を除く)、重量は約100g。入出力端子は拡張基板用GPIO×5、Raspberry Pi用GPIO×1、Groveコネクタ×2(I2C/UART各1基)。DCコネクタの仕様は内径2.1mm、外径5.5mm、センタープラス。付属品はRaspberry Pi用スペーサーなど。

[撮影協力:マルツ秋葉原本店]