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ホログラムディスプレイ「Z3」が愛三電機に入荷、動作デモも実施中

旧モデルは34,800円に値下がり

 ホログラムを投影できるという中国Wiikk Technology製ディスプレイの新モデル「Z3」が愛三電機に入荷し、販売とデモが行なわれている。

 販売価格はカバーとのセットで税抜き123,000円(税込132,840円)。

LEDを実装した4つのブレードを持つホログラムディスプレイ「Z3」、Wi-Fi機能も搭載

 Z3は、LEDを実装した4つのブレード(羽根)をファンのように回転させることで映像を投影するという装置。

 Wiikk Technologyの販売代理店であるアースジェニックは、Z3を「ホログラム・ディスプレイ」と位置付けており、「映像があたかも空中を浮遊しているかのような効果をもって投影される」と特徴をアピールしている。

 Z3は2018年5月に登場したZ1の上位にあたるモデルで、ブレード・LEDの増加により解像度がアップした(450×224ドット→1,600×720ドット)ほか、複数台を連動させるシンクロ機能をサポートし、最多で8台を使用して大画面を構成できるという。

 また、Wi-Fiが搭載され、microSDカードに加えワイヤレスによるコンテンツ転送に対応している。同店によるとスマートフォン向けのアプリ「3D LED FAN」を利用することで、スマートフォンで撮影した写真や動画をワイヤレスで簡単に転送できるという。

 なお、同店では、約100cmの大型発光部を搭載したモデル「Z5」の受注販売も行なわれている。大口径で、広いスペースでの投影に向いているという。

スマートフォン向けアプリ「3D LED FAN」を利用し、スマートフォンで撮影した写真をワイヤレスで転送、映像を出力している様子
【ホログラムディスプレイ「Z3」の動作の様子】

Z1も大きく値下がり、税抜き34,800円に

 このほか、下位モデルである「Z1」も大きく値下がりし、税抜き34,800円(税込37,584円)で店頭販売されている(従来価格は税抜き99,800円)。

 Z1はLEDを実装した2つのブレード(羽根)を備えており、前述のZ3よりも一回り小さいサイズ。画像解像度は445×445ドットで、映像ファイルを書き込んだmicroSDカードを本体に装着することで映像を投影することができる。対応する映像ファイルはMP4、AVI、GIF。

[撮影協力:愛三電機]