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クリエイター向け32型4K液晶「ProArt PA32UCX」が発売、ミニLEDバックライト搭載

輝度調整の精度が飛躍的に向上

ProArt PA32UCX

 ASUSのクリエイター向け32インチ4Kディスプレイ「ProArt PA32UCX」が発売された。店頭価格は税抜き282,626円(税込310,889円)。ツクモDOS/Vパソコン館では実機展示が始まっている。

Dolby VisionやHDR-10対応、直下型ミニLEDバックライトを搭載

 ProArt PA32UCXは、輝度調整の精度が飛躍的に向上するという直下型ミニLEDバックライトを搭載した32インチディスプレイ。クリエイター向けをうたうモデルで、X-rite i1 Display Pro、Datacolor Spyder 5シリーズといった別売りのキャリブレーションハードウェアに対応している。

 また、「ASUS Smart HDRテクノロジー」の搭載により複数のHDRフォーマットとPQカーブをサポートする。Dolby Vision、HDR-10、HLGの各フォーマットと、PQ Hard Clip、PQ Optimized、PQ Basicを含む複数のHDR-10カーブをサポートし、コンテンツクリエイターのニーズを満たすとしている。

 ピーク時1,200cd/平方メートルという高輝度や、10bit表示対応(約10億7,374万色)、広色域対応も売りで、色域のカバー率についてはDCI-P3 99%、Adobe RGB 99.5%、sRGB 100%、Rec.709 100%、Rec.2020 89%としている。

 パネルはノングレアIPSで、解像度は3,840×2,160ドット。その他の主なスペックは、視野角が水平/垂直178度、応答速度が5ms(グレー→グレー)、コントラスト比が1,000:1(Typical)、100万:1(HDR)、1億:1(ASUS Smart Contrast Ratio)。

 映像端子はThunderbolt 3 USB Type-C×2(入力×1、出力×1)、HDMI 2.0b×3、DisplayPort 1.2×1。複数の入力映像を1画面に表示するPIP(Picture in Picture)、PBP(Picture by Picture)にも対応する。また、USBハブ(3ポート)や3.5mmヘッドホン端子、ステレオスピーカー(3W+3W)を備える。

 スタンドを含むサイズは幅727×高さ470~600×奥行き240mm、質量は約14.64kg。スタンドは高さ調節、チルト、スイベル、ピボットに対応する。また、VESAマウントに対応する(100×100mm)。

 上記以外の付属品は遮光フード、DisplayPortケーブル、HDMIケーブル、Thunderboltケーブル、USB-C to Aケーブル、電源ケーブルなど。

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館]

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