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ASUS創立30周年記念マザー「PRIME X299 EDITION 30」が発売、新型「Core X」に対応

PRIME X299 EDITION 30

 ASUS創立30周年を記念したマザーボードが登場、X299チップセットを搭載する「PRIME X299 EDITION 30」が発売された。顔認証ログインやジェスチャーコントロールに対応したWebカメラが付属している。

 店頭価格は税込78,800円前後。

Cascade Lake-Xへの対応がうたわれたLGA2066対応ATXマザーボード

 PRIME X299 EDITION 30は、Intel X299チップセットを搭載したATXフォームファクタのLGA2066マザーボード。ASUSが創立して今年で30周年となることを記念したというモデルで、液晶ディスプレイの上部に設置できるUSB接続Webカメラ「Smart Control Console」が付属するのが特徴だ。

 Smart Control ConsoleはWindows Helloでの顔認証ログインに対応するほか、ユーザーの動作を認識し、ジェスチャーによってスクロールやドラッグといった基本的な操作を行なうことができるという。音声認識にも対応しており、統合アレイマイクによりCortanaとAlexaでの音声認識精度を向上させ、またCPU電圧やファン回転数に関する操作が行なえるとのこと。

 また、開発コードネーム“Cascade Lake-X”こと新Core Xシリーズプロセッサへの対応がうたわれており、対応CPUリストに18コア/36スレッドの「Core i9-10980XE」などが掲載されている。なお、Cascade Lake-Xの発売日などは不明。

 冷却面にも注力しており、プリント基板のレイヤに2オンス銅を使用することで、マザーボード全体で放熱する技術を実現したほか、40mmファンを使用したVRMヒートシンクを搭載している。ファンは温度が60℃に達した場合に作動し、これによりCPU負荷に適した冷却を実現するとしている。

 このほか、チップセットヒートシンクやI/Oパネルシールドなどのパーツにも「EDITION 30」のロゴが入ったものが採用されているほか、CPU近くのヒートシンクにはシステム情報を表示できる「LiveDash OLED」が搭載されている。

 メモリスロットはDDR4 DIMM×8(最大256GB)。拡張カードスロットはPCIe x16×3、PCIe x1×2。主な機能・インターフェイスはDisplayPort入力、Thunderbolt 3(USB 3.2 Gen2 Type-C)、5GBASE-T LAN(Aquantia AQC111C)、1000BASE-T LAN(Intel I219-V)、Wi-Fi 6+Bluetooth 5.0(Intel Wi-Fi 6 AX200)、M.2、SATA 6Gb/s、USB 3.2 Gen1、8チャンネルサウンド。

 販売ショップはオリオスペックツクモパソコン本店ツクモDOS/Vパソコン館ドスパラ秋葉原本店パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アーク

[撮影協力:ツクモパソコン本店ドスパラ秋葉原本店パソコン工房 秋葉原BUYMORE店オリオスペックパソコンショップ アーク]