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レトロゲーム機向けのアナログRGBセレクター「クラシックモンスターV.3.31」が近日入荷

ユニット同士を直結してコネクタを追加、「理論上無限入力」に対応

クラシックモンスターV.3.31(CLPC-CLSMONS0331)

 レトロゲーム機・レトロPC向けのアナログRGBセレクター「クラシックモンスターV.3.31(CLPC-CLSMONS0331)」がクラシックPC研究会から登場、家電のケンちゃんで予約受け付けが始まっている。複数のユニットを繋いで入力を増やすことができ、「理論上無限入力」に対応するという。

アナログRGB端子に対応したセレクター、ユニット同士はコネクタで直結

 これは、レトロゲーム機やレトロPCなどのアナログRGB端子に対応したセレクター。RGB 21ピン/15ピン(2段)端子を持つ複数の機器を接続し、ミニDIN 8ピン(RGB 21ピン用)、RGB 15ピン(3段)に出力することができる。3.5mmのステレオ音声出力端子も用意されている。

 セレクターは入力ユニット(RGB 21ピン、15ピンの2タイプ)と出力ユニットとに分かれており、例えば3つの入力ユニットを出力ユニットに接続すれば、3入力のセレクタとして機能する。入力ユニットは64個まで接続可能(64入力に対応)とされているが、「カスケードで理論上無限入力に対応する」という。ユニット同士はコネクタで直結でき、ケーブルなどは不要だ。

 入力・出力ユニットの1個あたりのサイズは高さ110×幅110×奥行き30mm。電源はDC 9V(出力ユニットのみに供給)。

 なお、現在はシンプルなRGBセレクターだが、最終的にキーボード・マウスも接続できるKVM(PC切替器)の形態を目指しているとのこと。この形態では、1組のキーボード・マウスでPC-9801シリーズやゲーム機などを切り替えて操作できるようになるという。

[撮影協力:家電のケンちゃん]