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キースイッチを磁石で自由に配置できるキーボード「DUMANG DK6」が登場
ベースボードの形状やキー数の違いで計4種類
2020年1月30日 08:05
初出日時 1/30 8:05
キーを再配置できるというユニークなキーボード「DUMANG DK6」シリーズ 計4製品の取り扱いが秋月電子通商と遊舎工房で始まっている。各キーがベースボードにマグネットで固定されており、工具無しで自由に位置を変えることができる。
秋月電子通商には、Seeed Technology扱いで82キータイプの「DK6 Mini」と、このモデルをベースにした17キータイプのテンキーが入荷。ただし、29日(水)時点ですでに売り切れており、次回入荷は「未定」(同店)となっている。価格は前者が税込23,990円、後者が税込11,940円。サンプルはスタッフに声をかければ見せてもらうことができる。
一方、遊舎工房には、スイッチサイエンス扱いで88キータイプの「DK6」と、76キータイプの「DK6 Ergo」が入荷している。価格は前者が税込38,500円、後者が税込36,300円。
工具を使わずにキーを自由に配置できる左右分離式キーボード
これらはメカニカルキースイッチを採用したUSB接続のキーボード。土台となるベースボードに各キーがマグネットで固定されているというユニークな構造で、工具などを使わずにキーをスイッチごと着脱して、配置を自由に変えられるのが特徴だ。
キーにはMCUが内蔵されていて、各キーが独立してベースボード経由でPCと通信するという。これにより、ベースボード上でキーの位置を変えても、キーの入力内容は変わらないという仕組みだ。また、キーボードの使用中でもキーを着脱できるとのこと。
秋月電子通商に入荷したDK6 Miniの採用スイッチはKailh KT(青軸)、遊舎工房に入荷したDK6とDK6 Ergoの採用スイッチはKailh BOX スイッチ 赤軸で、各モデルともCherry MXなどの他のスイッチに変更できるという。また、キーの値は専用ソフトで再設定できるほか、キーに内蔵されているバックライトの色も変更可能とのこと。
テンキー以外の3モデルにはベースボードが2枚付属しており、左右分離キーボードとして使う事ができる。1つのベースボードには44個までのキーが装着可能。
ベースボードの寸法はDK6 Miniが120×147mm、DK6が206×147mm、DK6 Ergoが186×154mm。