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セガの携帯ゲーム機「GENESIS NOMAD」を高画質化するキット「RGBDRV」が入荷
店頭デモも実施中
2020年3月3日 07:05
セガの海外向け携帯ゲーム機「GENESIS NOMAD」などのディスプレイを高画質化できるというキットが登場、「RGBDRV」が家電のケンちゃんで販売中だ。
店頭価格は税抜8,618円(税込9,480円)。なお、換装用のTFT液晶は別売り。
水平周波数15kHzのRGB出力を持つレトロゲーム機に対応したディスプレイ基板
RGBDRVは、レトロゲーム機のディスプレイをTFT液晶パネルに換装し、使用するための基板。水平周波数15kHzのRGB出力を持つレトロゲーム機に対応しており、組み込み例としてセガの海外向け携帯ゲーム機「GENESIS NOMAD」に実装したデモ機が店頭で展示されている。
製品は同人サークル「NX Labs」の作品で、同種の製品としては「LCDDRV」がこれまでに発売済み。今回の製品はRGB入力専用のモデルで、「レトロゲーム機当時の液晶パネルより視認性や応答速度が向上を目的に設計した」「LCDDRVのような色にじみが発生しない」(作者)とされている。
また、今回のモデルではボタン操作によるOSD(オンスクリーンディスプレイ)設定が可能な点もウリ。映像の表示幅や表示位置の調整、バックライトの輝度調整などが行えるという。
同サークルでは対応ディスプレイに3.5インチTFT液晶ディスプレイ「LQ035NC111」を挙げているが、ディスプレイは別途用意する必要がある。また、同店ではRGBDRVに対応するという「4インチ液晶ディスプレイ」を別途販売している。
(3/3 17:30更新)記事初出時、「LCDDRVよりも視認性や応答速度が向上している」と記述しておりましたが、これは誤りで、正しくは「レトロゲーム機当時の液晶パネルより視認性や応答速度が向上を目的に設計した」となります。お詫びして訂正いたします。
[取材協力:家電のケンちゃん]