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NZXTのコンパクトMini-ITXタワー「H1」が発売、水冷クーラーと650W電源を標準搭載
設置に必要な面積を抑えたデザイン
2020年4月9日 06:01
初出日時 4/9 6:01
水冷CPUクーラーと650W SFX-L電源を搭載したNZXTのMini-ITXケース「H1」が17日(金)に発売された。一部ショップではサンプル展示も行われている。ビデオカードを垂直に内蔵する縦長筐体で、強化ガラスパネルも装備する。
本体カラーはマットホワイト(CA-H16WR-W1-JP)とマットブラック(CA-H16WR-B1-JP)の2色で、店頭価格は税抜き49,800円(税込54,780円)。
長さ305mmの大型ビデオカードが搭載可能なMini-ITXケース、ドライブベイは2.5インチ×2
H1は、Mini-ITXマザーボードに対応した幅187×高さ387.7×奥行き187.6mmのPCケース。上面と底面がほぼ正方形のタワー型筐体で、大型ビデオカードも内蔵できる容量を確保しつつ、設置に必要な面積を抑えている。
140mmラジエーターの水冷CPUクーラーと、容量650Wの80PLUS GOLD SFX-L電源ユニットが組み込まれているのも特徴。パーツの設置と配線が済んでいるため、簡単にPCを組み立てることができ、内部がケーブルで混乱することも少ないとしている。
マザーと拡張カードは垂直にして内蔵する。電源も垂直に設置されており、マザーのI/Oパネル部や電源端子などには背面の下部からアクセスする。
前面には強化ガラスパネルが装備。左右の側面パネルと背面パネルは通気性のあるメッシュタイプで、側面パネルの内側にはフィルターが装着されている。
ドライブベイは2.5インチ×2。拡張カードスロットは2基。水冷CPUクーラーの対応ソケットはLGA115X、Socket AM4/AM3+/AM3/AM2/FM2+/FM2/FM1。対応カードサイズは305×128mmまで、または265×145mmまで(厚さ2.5スロット分まで)。メモリモジュールは高さ45mmまでのものに対応する。
[取材協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とオリオスペックとパソコンショップ アーク]