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QNAPの家庭向けNASが3製品、4コアCPUや1GBメモリを搭載
2020年5月29日 07:05
クアッドコアプロセッサを搭載したQNAPの家庭向けNASキット「TS-x31Kシリーズ」が発売された。販売元はテックウインド。
ラインアップは1ベイモデル「TS-131K」と2ベイモデル「TS-231K」、4ベイモデル「TS-431K」の3種類で、販売価格は順に税込24,354円前後、税込30,580円前後、税込42,980円前後。
クアッドコアCPUや1GBメモリを搭載したNASキット
TS-x31Kシリーズは、高さ161mmのタワー型筐体に、4コアプロセッサのAlpine AL-214(1.7GHz)を搭載したGigabit Ethernet対応のNASキット。
Alpine AL-214に加え、1GBのDDR3メモリを搭載することでパフォーマンスを向上させたといい、TS-231KとTS-431Kでは2基のGigabit Ethernetポートを備え、2ポートを同時に使用するリンクアグリゲーションにより、ネットワークのパフォーマンスも向上できるとしている。
機能面では、暗号化とパスワード設定によるファイル保護機能や、誤ってファイルを削除した時などに、以前の状態に遡って復元できるスナップショット機能、クラウドにも対応したバックアップ機能などが搭載。フロントには、USBドライブに簡単にコピーが行なえる「USB自動コピー」ボタンが装備されている。
ドライブベイはトレイタイプで、フロントからトレイを取り出してドライブを交換できる。ホットスワップや、SSDを用いたキャッシュアクセラレーションもサポートする。
寸法(高さ×幅×奥行き)と重量は、TS-131Kが161×73×219mm/1.16kg、TS-231Kが161×102×219mm/1.35kg、TS-431Kが161×160×219mm/3kg。外部ポートはGigabit Ethernet(TS-131Kは1基、TS-231K/TS-431Kは2基)、USB 3.2 Gen1(フロント×1、リア×2)。付属品は電源アダプタ、LANケーブル、ドライブ固定用ネジなど。
[取材協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店とパソコンショップ アークとオリオスペックとツクモeX.パソコン館]