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リモートワーカーの映像や動きを透過ホログラムに投影する「HoloD」、愛三電機でデモ中
2020年6月30日 08:30
リモートワーカーの上半身映像がオフィス側の透過ホログラムに投影されるシステム
HoloDはオフィスとリモートワーカーとの間でコミュニケーションを行なうためのシステム。カメラで撮影したリモートワーカーの上半身映像が、オフィス側に透過ホログラムで投影され、リモートワーカーもHoloDの広角カメラを通してオフィスの様子を見ることができる。
ネットで常時接続することを前提としたシステム。リモートワーカーは、特殊デバイスの装着やテレビ会議アプリの導入などをする必要がなく、またオフィス側は、リモートワーカーの表情や動きを常に把握でき、普段通りのコミュニケーションができるとしている。
また、「合成アバター」にも近日対応する予定。上半身の姿勢を認識する「BodySharing」技術と、筋変位センサなどを用いたVRシステム「FirstVR」により、リモートワーカーを3Dアバターとして投影するというもので、カメラでの撮影が不要なため服装を気にせずに済むという。
システム利用プランは、契約ユーザー数・期間が異なる「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3つ。1ヶ月間無料で利用できるという「お試し」プランも用意されている。
料金はユーザー単位で発生し、例えば契約ユーザー数が最も多い「プレミアム」(30ユーザー以上または18か月契約)では、1ユーザーあたり12,000円となる。詳細はWebサイトを参照のこと。
【スタートアップH2L、透過ホログラムとして出勤できるリモートワークシステム「HoloD(ホロディ)」を発表】
[取材協力:愛三電機]