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Comet Lake-U搭載の小型PC「LIVA Z3 Plus」が発売、まずはCore i5/i3モデル

LIVA Z3 Plus

 Comet Lake-Uを採用したECSの小型PC「LIVA Z3 Plus」のCore i3/i5モデルが発売された。

 ラインナップは、Core i3-10110U・メモリ4GB・ストレージ128GBモデル「LIVAZ3P-4/128-W10Pro(i3-10110U)」、Core i5-10210U・メモリ8GB・ストレージ256GBモデル「LIVAZ3P-8/256-W10Pro(i5-10210U)」、Core i7-10510U・メモリ8GB・ストレージ512GBモデル「LIVAZ3P-8/512-W10Pro(i7-10510U)」、Core i7-10710U・メモリ16GB・ストレージ512GBモデル「LIVAZ3P-16/512-W10Pro(i7-10510U)」の4つ。

 今回、店頭入荷したのは、Core i3-10110U搭載モデルと、Core i5-10210U搭載モデルで、店頭価格は順に税込79,800円、税込97,799円。

 なお、Core i7モデルについてリンクスインターナショナルは21日(土)より発売するとしている。

Comet-Lake U搭載の小型PC、OSはWindows 10 Pro 64bit

 LIVA Z3 Plusは幅128×奥行き117×高さ35mmの小型筐体やIntelのComet Lake-Uプラットフォームを採用したデスクトップPC。DDR4メモリやストレージのNVMe M.2 SSD、OSのWindows 10 Pro 64bitも搭載済みの完成したPCだ。

 Comet Lake-Uは第10世代CoreとIntel 400シリーズチップセットとで構成されるモバイル向けSoC。UHDコンテンツのストリーミングや、ゲーム「World of Warcraft」「World of Tanks」などのプレイが可能というGPU「Intel UHD Graphics」や、11ax無線LANなどの機能を持つ一方で、省電力性が高く、ノートPCなどでは長いバッテリー持続時間を実現するとしている。

 LIVA Z3 PlusではComet Lake-Uの採用により筐体の小型化が実現。また、静音ファンとヒートシンクによる冷却システムで安定して排熱され、長時間稼働させる用途にも対応できるという。

 機能面では、4K/60fps出力対応のMini DisplayPort、HDMIや、デュアルGigabit Ethernet、11ax無線LANなどが搭載。また、フロントに4つのデジタルマイクが装備されており、Web会議や音声認識システムといった用途にも最適としている。

 インターフェイスは、フロントがUSB 3.0 Type-A×3、USB 3.0 Type-C×1、3.5mmコンボオーディオ×1、リアがMini DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×1、RJ45×2、DCジャック×1。Bluetooth 5.0も搭載する。

 付属品はACアダプタ(90W、19V/4.74A)、VESAマウントなど。

[取材協力:パソコンショップ アーク]