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一部キーが低背のハイブリッド自作キーボード「ErgoArrows」、左右分割型

はんだ付け作業が必要なキットタイプ

ErgoArrowsの完成済みサンプル

 一部のキーにLowProfileスイッチを採用したキーボード自作キット「ErgoArrows」が遊舎工房に入荷した。販売価格は税抜き9,000円(税込9,900円)。

 本体は組み立て式で、組み立てにははんだ付け作業が必要なほか、キースイッチやキャップ、Pro Microなどが別途必要となる。

矢印キーにLowProfileスイッチを採用した左右分割型キーボード製作キット

 ErgoArrowsは、一部のキーに低背のLowProfileスイッチを採用した左右分割型キーボード製作キット。作者はサリチル酸氏。

 LowProfileキーは矢印キー(アローキー)を主に割り当てる目的で用意されており、親指で操作できるように本体下側に配置。片側4個ずつ、左右で計8個搭載されている。

 作者のサリチル酸氏によると、「矢印キーにLowProfileスイッチを採用することで、打鍵中の手のひらへの干渉を極力抑えた構造になっている」としている。

 対応するキースイッチは、通常サイズのキーがCherryMXまたは互換スイッチ、LowProfileスイッチがKailh Choc v1。スイッチは別売りで、前者は合計で68個、後者は合計で8個用意する必要がある。

 付属品はPCBプレート、ネジ、スペーサー、TRRSジャック、タクトスイッチ、ゴム足。

 別途必要なものは、ダイオード リードタイプまたはダイオード SMDタイプ 76個、CherryMX互換キースイッチ 68個、CherryMX用キーキャップ 68個、Kailh Choc v1キースイッチ 8個、Kailh Choc v1用キーキャップ 8個、Pro Micro 2個、USBケーブル 1本、3.5mmステレオミニケーブル 1本とされている。

[取材協力:遊舎工房]