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XROUNDの低遅延ワイヤレスイヤホン「AERO」が発売、ゲーム/音楽デュアルモード搭載
低遅延のBluetoothトランスミッターも
2021年4月9日 06:05
「50ms低遅延」を謳う台湾XROUNDのワイヤレスイヤホン「AERO Wireless(XRD-XAW-01)」が発売された。独自設計によりAAC/SBCコーデックで低遅延を実現するという。販売価格は12,980円で、国内販売元はアーキサイト。
このほか、USB Type-C接続のBluetoothトランスミッター「XT01(XRD-XT-01)」も発売されている。こちらの販売価格は4,980円。
音楽とゲーミングの2種類の動作モードに対応した完全ワイヤレスイヤホン
AERO Wirelessは、Bluetooth 5.0に対応したワイヤレスのカナル型イヤホン。左右のイヤホンを繋ぐケーブルも無い、いわゆる「完全ワイヤレス」のデザインで、「音楽」「ゲーミング」という2つのモードでサウンドを楽しめる。
ゲーミングモードでは、独自のアルゴリズム「XROUND Low Latency」とチップファームウェア設計により、遅延時間54msを実現したという。低遅延のコーデックとしてはaptX LL(約40ms)があるが、ゲーミングモードはAAC/SBCコーデックで動作し、タブレットやゲーム機などがaptX LLに対応していなくても使えるのがメリットだ。
また、サラウンド技術「XROUND Lite」を搭載し、広さと奥行のあるサラウンドサウンドを堪能できるとしている。
音楽/ゲーミングモードの切り替えは本体をタップして行なう。また、Android/iOS対応アプリ「XROUND MyTune」で各モードのサウンド設定などが行なえるほか、タッチ操作時の機能を変更できる。タッチ操作は左右のイヤホンで可能。
対応コーデックはSBC、AAC。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。重量は4.2g(イヤホン1個あたり)。バッテリーでの動作時間は6時間。防水性能はIP54。付属品はバッテリー内蔵充電ケース、USBケーブル、イヤーピースなど。
このほか、USB Type-C接続のBluetoothトランスミッター「XT01(XRD-XT-01)」が発売されている。こちらはaptX LLにも対応し、また携帯ゲーム機などへの給電に対応したUSB Type-Cポート(メス端子)を装備している。付属品は小型マイク(3.5mmプラグ)とUSB Type-C - Type-A変換アダプタ。
[取材協力:パソコンショップ アーク]