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Intelの新型SSD「670p」がデビュー、144層QLC NAND採用で耐久性アップ
2021年4月23日 11:01
IntelのNVMe M.2 SSDの新モデル「Intel SSD 670p」(以下670p)が発売された。容量は512GB、1TB、2TBの3モデルで、価格は順に8,338円、14,608円、31,658円。
144層のIntel 3D NAND技術を採用したNVMe SSD
670pはNVMe(PCIe 3.0 x4)インターフェイス対応のM.2型SSD。新たな144層のIntel 3D NAND技術(QLC NAND)を採用することで、前世代比で耐久性が20%向上したというのが特徴だ。
新旧の2TBモデルで耐久性(TBW:Terabytes written、書き込み可能な延べ容量)のスペックを比較すると、96層QLC NANDの前モデル「Intel SSD 665p」(以下665p)が600TBWだったのに対し、670pは740TBWへと増加。1TBモデルでも300TBW→370TBWと増えている。なお、512GBモデルは185TBW(665pの512GBモデルは無し)。
リード・ライト速度も前世代より高くなったという。性能スペック(最大値)は、シーケンシャルリード3,500MB/s、ライト2,700MB/s、ランダム4KBリード310,000IOPS、ライト340,000IOPS(665pは順に2,000MB/s、2,000MB/s、250,000IOPS、250,000IOPS)。
ちなみに、パッケージ(外箱)のデザインも単色のシンプルなものに変わっている。フォームファクターはM.2 Type 2280。保証期間は5年間。