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ASRockのOC向けマザー「Z590 OC Formula」が発売、SMD DIMMスロット採用
2021年6月25日 00:05
オーバークロック性能を強化したZ590搭載マザーボード
Z590 OC FormulaはIntel Z590チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA1200マザーボード。
3つの「OC Formulaキット」によりCPUやメモリのオーバークロック性能を強化したという製品。16フェーズCPU電源設計や2フェーズメモリ電源設計を含む「電源キット」、15μゴールドコンタクト採用のメモリ・PCIeスロットを含む「コネクタキット」、サーバーグレードを謳う12層基板やヒートパイプ設計を含む「冷却キット」で構成されている。
また、DDR4メモリのDIMMスロットにはSMD実装が採用されている。従来のDIP実装と比べ信号の損失が少なく、メモリを高クロックで動作させる時の安定性が向上するという。スロットは2基で、64GBまでメモリを搭載できる。
他にも、電圧などのステータスを表示するOLEDディスプレイや、手動でOC操作などが行なえる各種のボタン・スイッチが基板上に装備されている。
拡張カードスロットはPCIe x16×3、PCIe x1×2。主な機能・インターフェイスは2.5GbE LAN、1GbE LAN、M.2、SATA 6Gb/s、USB 3.2 Gen2 Type-C、PS/2、S/PDIF出力(光角形)。ワイヤレス機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2。
HDMIなどの映像端子は無し。また、USB 3.2 Gen2x2についてはフロントポート用としてピンヘッダのみ用意されている。
[取材協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とパソコンショップ アークとオリオスペック]