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Ryzen 9搭載のゲーミングノート「Razer Blade 14」が発売、搭載GPUの違いで2モデル

写真はGeForce RTX 3080搭載モデルの「RZ09-0370CJA3-R3J1」

 Ryzen 9 5900HXを搭載した14インチゲーミングノートPC「Razer Blade 14」が発売された。ラインナップはGeForce RTX 3080搭載モデル「RZ09-0370CJA3-R3J1」とGeForce RTX 3070搭載モデル「RZ09-0370BJA3-R3J1」の2つ。店頭価格は順に303,800円、388,800円。

Ryzen 9 5900HX+GeForce RTX 3000搭載の高性能ゲーミングノート

 Razer Blade 14は、ノングレアタイプの14インチディスプレイ(2,560×1,440ドット)や、モバイル版のRyzen 9プロセッサ、GeForce RTX 30シリーズGPU、Windows 10 Home 64bitを搭載したゲーム向けのノートPC。メモリ容量は16GB。ストレージは1TB SSD。

 搭載CPUはRyzen 9 5900HX(8コア/16スレッド、ベース3.3GHz/ブースト4.6GHz、Radeon Graphics内蔵)。RazerはCPUについて、負荷の高いゲームやプログラムに対応する処理能力と、高いバッテリー効率を兼ね備えるとアピールしている。

 ディスプレイには広視野角という「IPSグレードパネル」が採用。165Hzのリフレッシュレート、FreeSync Premiumに対応するほか、DCI-P3 100%カバーの広い色域を持つとしている。

 冷却システムにはベイパーチャンバー構造と「最先端の熱素材」(同社)が採用されている。同社曰く、「液体の蒸発と結露」により効率良く、かつ静かに放熱を行なうという。

 また、本体も薄型化したといい、従来の15インチゲーミングノートPCとの比較で30%以上小型になったとしている。

 概算サイズは幅319.7×奥行き220×高さ16.8mm。重量は1.78kg。キーボードは日本語配列で、バックライトが内蔵(Razer Chroma対応)。ステレオスピーカー、アレイマイク、720pカメラ(Windows Hello準拠)も装備する。バッテリー容量は61.6Wh、動作時間は最長12時間。

 インターフェイスはHDMI 2.1×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×2(Display Port 1.4、PD 3.0対応)、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、3.5mmオーディオ入出力×1。ワイヤレス機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2。なお、LAN端子とSDカードスロットは無し。

 付属品は230W ACアダプタなど。

[取材協力:ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]