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WDのNAS向けNVMe SSD「WD Red SN700」が発売

WD Red SN700 NVMe SSD

 Western Digital製NAS向けストレージのNVMeモデル「WD Red SN700 NVMe SSD」(以下SN700)が発売された。今回入荷したのは250GBモデル「WDS250G1R0C-68BDK0」、500GBモデル「WDS500G1R0C-68BDK0」、1TBモデル「WDS100T1R0C-68BDK0」の3種類。店頭価格は順に6,380円、11,690円、19,230円。このほか、同社では2TBモデルと4TBモデルも用意しているが、今回は未入荷。

NAS向けをうたうPCIe Gen3 x4対応のNVMe SSD

 SN700はNVMe(PCIe Gen3 x4)対応のM.2 SSD。24時間稼働させるパーソナルクラウド・NASに向けたストレージ「WD Red」シリーズにおいて初のNVMeモデルで、従来のSATAモデル「WD Red SA500 NAS SATA SSD」を大きく上回るパフォーマンスや耐久性が実現されている。

 なお、SATAのみに対応したNASキットには搭載できないので要注意だ。

 容量は250GB、500GB、1TB、2TB、4TBの5種類。パフォーマンスのスペック(最大値)は、シーケンシャルリード3,430MB/s、ライト3,100MB/s、ランダムリード550,000IOPS、ライト560,000IOPSで、モデルにより異なる。耐久性は250GBが500TBW、500GBが1,000TBW、1TBが2,000TBW、2TBが2,500TBW、4TBが5,100TBW。MTTFは175万時間。

 フォームファクタはM.2 Type 2280(モジュールサイズ22×88mm)。保証期間は5年間。

[取材協力:ツクモパソコン本店IIツクモeX.パソコン館オリオスペック]