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Nintendo Switch風のAndroidゲーム機「GPD XP」が発売、交換グリップ付きで価格は42,600円

GPD XP

 右側コントローラーを交換できる中国GPD TechnologyのAndroidゲーム機「GPD XP」が発売された。3種類のモジュールが付属し、ゲームに応じた選択が可能。冷却ファンも搭載する。販売価格は42,600円で、販売店はUMPC専門店のハイビーム 秋葉原本店。また、同店で購入した人には先着でキャリングケースがプレゼントされている。

MediaTekの8コアCPUや6.81型の横長ディスプレイを搭載した携帯端末

 GPD XPは、6.81インチのIPSディスプレイ(1,080×2,400ドット)やMediaTek Helio G95(8コア、Cortex-A76 2,050MHz×2+Cortex-A55 2,000MHz×6)、Android 11を搭載した携帯端末。メモリ容量は6GB。ストレージ容量は128GB。

 ゲームに特化したデザインで、本体の左側(横持ち時)にはスティックや十字ボタン、□/〇/△/L1/L2ボタンなどが装備。ディスプレイはタッチ操作にも対応している(静電容量方式、10点タッチまで対応)。

 右側にはマグネット式の「グリップモジュール」の取り付けが可能。スティックやA/B/X/Y/R1/R2ボタンを備えた「360°グリップモジュール」、ファンクションキー(1~6)を備えた「FPSグリップモジュール」、ボタンなどが一切無い「MOBAハンドルモジュール」の3種類が付属し、プレイするゲームのジャンルに応じて形態を変えることができる。

 本体には銅製ヒートシンクや40mmファンが内蔵されており、これらによりコア温度を60度以下に抑えられるとしている。ファンの動作はスイッチでON/OFFできるとのこと。

3種のグリップモジュールが用意されている
FPSグリップモジュールを装着した様子
MOBAハンドルモジュールを装着した様子

 本体のサイズ(縦持ち時、長さ×幅×厚み)は約205~233×83×41mm。重量は330~370g。長さと重量は装着するグリップモジュールによって変化する。バッテリー容量は7,000mAhで、動作時間に関しては「12時間のゲームライフ体験」などとされている。充電はUSB Type-Cポートで行なう。

 上記のほかnano SIMスロット(4G/3G/2Gネットワーク対応)、microSDカードスロット(最大2TB)、3.5mmイヤホンジャック、ステレオスピーカー、マイク、カメラ、GPS、重力センサー、ジャイロスコープも搭載する。ワイヤレス機能は11ac無線LANとBluetooth 5.0。付属品はUSB Type-Cケーブル、電源アダプタ、液晶保護フィルムなど。

[取材協力:ハイビーム 秋葉原本店]