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ZALMANの水冷CPUクーラー「Reserator5 Z」シリーズが発売、ポンプ内部に2つのブレード

Reserator5 Zシリーズ

 「デュアルブレードポンプ構造」を採用したZALMAN製水冷CPUクーラー「Reserator5 Zシリーズ」が11日(金)に発売された。

 ラインナップは、240mmラジエーターのブラックカラー「Reserator5 Z24 Black」とホワイトカラー「Reserator5 Z24 White」、360mmラジエーターのブラックカラー「Reserator5 Z36 Black」とホワイトカラー「Reserator5 Z36 White」の4製品で、店頭価格は240mmラジエーターモデルが13,750円、360mmラジエーターモデルが15,400円。

ポンプ内部に吸入用と排出用の2つのブレードを備えた簡易水冷キット

 Reserator5 Zシリーズは、ポンプ内蔵の冷却ブロック、ラジエーター、両者を繋ぐチューブなどで構成された水冷CPUクーラー。ラジエーターを含む全てのパーツをPCケースに内蔵できる、いわゆる簡易タイプで、冷却液やフィッティング(継手)などのパーツを買い足す必要が無いのもメリットだ。

 ポンプ内部には、吸入用と排出用の2つのブレードを備えるという「デュアルブレードポンプ構造」が採用。冷却液の流れる量や速度を増加し、冷却性能を最大限に高めるほか、低い回転数でのポンプ作動が可能になり、ノイズレベルを抑えるという。

 対応CPUソケットはLGA2066/2011-3/2011/1700/1200/1156/1155/1151/1150、Socket AM4/AM3+/AM3/FM2+/FM2。ラジエーターの寸法は240mmモデルが278×120×27mm(120mmファン×2)、360mmモデルが397×120×27mm(120mmファン×3)。

 ちなみに、「Reserator」の名を冠したモデルとしては初代の「Resarator 1」(2004年)では、高さが592mmと巨大な外付けラジエーターが採用されていた。また、「Reserator3 MAX」(2013年)では、それまでの外付けラジエーターが廃され、120mmサイズの内蔵ラジエーターを用いる簡易タイプになった。

[取材協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館ドスパラ秋葉原本店]