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“実質5スロット”のクーラーを搭載したGeForce RTX 3080が発売、ASUS×Noctua共同開発

「RTX3080-O10G-NOCTUA」

 ASUSとNoctuaが共同開発したというGeForce RTX 3080ビデオカード「RTX3080-O10G-NOCTUA」が発売された。店頭価格は167,980円。カードの厚みは「実質5スロット」もあるので導入時は注意が必要だ。

静音性の高い120mmファンを2基搭載したGeForce RTX 3080ビデオカード

 これは、フレームとの隙間を極限まで削減したNoctuaの120mmファン「NF-A12x25 PWM」を2基搭載したGeForce RTX 3080ビデオカード。静音性が高い一方で、カード本体の厚みが87.5mm(4.3スロット)もある点には注意が必要。他の拡張カードが利用できなくなる可能性もあるので、購入を検討している人は事前に導入環境をチェックしたほうがいいだろう。

 GPUの温度が50度を下回るとファンの回転を停止する「0dB テクノロジー」を搭載。また、ファンを常に回転させてカードを低温に保つ「Performanceモード」と、静音性を重視した「Quietモード」を切り替えることができる「Dual BIOSスイッチ」や金属製のバックプレートなどを備える。

 なお、製品はマイニングハッシュレートが制限されたLHR版で、ETHハッシュレートが43MH/s(推定)に制限されているという。

 主な仕様は、ブーストクロックがゲーミングモード時1,785MHz、OCモード時1,815MHz。搭載メモリはGDDR6X 10GB(320bit)、メモリクロックは19Gbps。映像端子はDisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1×2。補助電源端子は8ピン×2。本体サイズは310×144.8×87.5mm。

[取材協力:パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店オリオスペック]