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グラボも積めるASRockベアボーン「DeskMeet」が発売、Intel用とAMD用の2モデル

DeskMeetシリーズ(写真はモックアップ)

 ビデオカードの増設にも対応したASRockのPC自作キット2製品「DeskMeet B660」「DeskMeet X300」が発売された。店頭価格は順に37,950円、30,690円。

ビデオカードの増設にも対応したASRockの小型ベアボーン

 これらは、幅168×高さ218.3×奥行き219.3mmの小型ケースに、Mini-ITXマザーボードやATX電源を組み込んだPC自作キット。別途用意したCPU、メモリ、OSを搭載することでPCが完成する。

 DeskMeet B660はLGA1700マザー「B660-ITX」を搭載し、第12世代CoreなどのCPUに対応、DeskMeet X300はSocket AM4マザー「X300-ITX」を搭載し、Ryzen 5000シリーズなどのCPUに対応する。

マザーボード別に2種類
上部
背面

 小型ながらビデオカードの搭載も可能。対応カードサイズは長さ20cm(7.87インチ)まで、厚さ2スロット分まで。拡張カードスロットはDeskMeet B660がPCIe 4.0 x16×1、DeskMeet X300がPCIe 3.0 x16×1。

 ビデオカードのスペースに他のパーツを搭載することもできる。3.5インチHDDや、シングルファンのラジエーターが搭載できるほか、厚さ1スロットのビデオカードと2.5インチHDDを組み合わせることができるとしている。

製品パッケージ
DeskMeet B660の仕様
DeskMeet X300の仕様

 電源には出力500Wの80 PLUS Bronze認証モデルが採用。電源に内蔵されたファンはケースファンとしても機能し、外気を取り込みCPUとVRMの熱を排出するという。

 メモリスロットはDDR4 DIMM×4(最大128GB)。ストレージインターフェイスはM.2 Type 2280(DeskMeet B660はPCIe Gen4 x4対応、DeskMeet X300はPCIe Gen3 x4対応)、SATA 6.0Gb/s。無線機能は非搭載で、無線モジュール用のM.2 Type 2230スロット(key E)を備える。

DeskMiniシリーズとの比較

 フロント端子は3.5mmヘッドセットジャック×1、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0×2。リア端子はDisplayPort×1、HDMI×1、VGA×1、USB 2.0×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、Gigabit Ethernet×1、3.5mmオーディオジャック(DeskMeet B660は3基、DeskMeet X300は1基)。本体は縦置き、横置きの両方に対応する。

[取材協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店オリオスペックパソコンショップ アーク]